中国医学の体調管理って

フーフーです。
いつも元気で笹を食べたいんだけど、健康に過ごすために体調管理は大切だと思う。
じゃ、中国医学で、体調管理ってどうしたらいいの?

中国医学の中でも体調管理は特に重要視されます。
とっても大切!
中医学の古書である『黄帝内経素問』にも
「発病してから治療するのではなく、予防する。
反乱が起きてから鎮めるのではなく、反乱が起きない政治をする。
それは、発病してから薬を使ったり、喉が渇いてから井戸を掘る様なもので、
手遅れでは無かろうか」とある。
これは当時から未病を治すと言うことを重要視しているためです。

そのためには、正と邪という角度で考えます。 正とは正気のことで体の強さのこと、邪とは病気を発生させる要因の邪気のことです。

では、中国医学では具体的にどうするのか?
まずは、体質を強くし邪気に対する抵抗力を高める。
そのためには次の3つに気をつけることです。
1.気持ちをリラックスさせること
2.身体の鍛練を欠かさないこと
3.生活のリズムに気をつけること
次に病邪の侵害を防止する事をに気をつけます。
それは具体的に衛生環境に注意し、病気がはやっている場所や不衛生な場所には近づかないこと。
物事にくよくよ悩みすぎないこと。
飲食は清潔なものを決まった時間に食べ過ぎないこと。
規則正しく寝起きし疲れすぎないこと。
これら当たり前のことが、一番難しいことですが、きっちり行うことが一番大切です。

ちなみに中国医学の中での配穴(ツボの選択)では、元気を作る基として脾臓と胃を強くすることを考えます。

よって陰陵泉と足三里(共に膝下のツボ)を圧してみてください。
これは、正気を強くし、体調管理を行う上で、重要な配穴となります。

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