春の目の疾患を中国医学で考える

春の目の疾患を中国医学で考える

フーフーです。
最近目がかゆいんです。
いやそれだけじゃない、視力も落ちてる気もするし。
春は肝臓と関係あるから、目にも影響が出るんですか?

 

 

五行学説で、春は木、目は肝。肝は目や筋。
だから目の疾患が出ます。と書いてあるのを読まれたんでしょうか。
ちょっと違うかもしれないですね。
五行学説的には、その説明は合っていますが、治療学的には不足しています。

この時期は、冬の冷えてからだが固くなっている状況から、だんだん体も溶けて血流が良くなります。外も暖かくなってくるのでなおのこと。
そして全身に血流が良くなっていきます。

しかし、手足がすごい冷えている人。浮腫んでいる人なんかは、その部分になかなか血流が通ってくれません。
すると、体の上の方に熱も血も昇ってしまいます。
他にも、むくみのある方は、頭にむくみが昇ります。これが眠気の理由だったりします。ぼーっとなる感じの。

目にも同じ現象が起きてきて、冷えてる目に血だけがのぼると流れにくいところに急に血が流れるから、痒みが出たり。赤くなったり。視力の低下もですね。
目にむくみのある状態なら、目やにが出ることもあります。
春季カタルなんかもこの状態の方もいらっしゃいます。花粉症と勘違いされちゃうこともあるかもしれないですね。

もちろん外界も湿気でかすみも出るので、視界も鮮明では無くなることもより目の疾患に不安を強くしているかもしれないです。

目の周辺のマッサージと全身に血流を良くすることも、してみるのがいいかもしれないですね。

 

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