中医学で学ぶ、春の季節食養生

中医学で学ぶ、春の季節食養生

フーフーです。
だんだんお花も咲き出し、春になってきました。
こんな時は何を食べたらいいですか?

 

 

まず、体の状態を説明しますね。
冬は皮下脂肪もその他もいろいろみんな固くなってます。
一方夏は全てが暑さで緩んでふわーっとしています。
そして今の春は、この真ん中。
一部溶けてるところとまだ冷え固まっているところがあります。
この状態を理解して下さい。

 

この時に熱が体に多く生まれるものを食べると、そこの溶けている部分に血が集まってしまいます。するとアトピー性皮膚炎とか、吹き出物になります。
ですから、春になるといろいろ出てくる方は、食事のカロリーなどを調整して下さい。

この時期の皮膚炎などの対策は、食事以外だとマッサージで皮膚を先に柔らかくして、一点に集中しないようにします。そしてそこに気血を流れるように導きます。うまく活用すると皮下脂肪や皮膚疾患を改善できます。

さらにこの季節は皮膚からデトックスしにくい方。腸内環境を整える時期でもあります。こんにゃくやコーン、えのきなど未消化になりそうな物を食すると、体内にエネルギーが多く皮膚に流れにくい。すると出口は下にしかなく、お通じが改善することあります。

基本的に春の食材は、秋に比べて気血を補う物より、流す作用が強い物が多いです。それがこの時期に必要なエネルギーの質。食材を選ぶときも気血を増やす物を選ぶのでは無く、流すことを意識されると良いかと思います。

流す食材的には菜の花やタケノコなんかもそうですね。皮膚に流すのか、整腸作用に流すのか。それも意識すると良いと思います。

 
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この内容はYouTubeライブで放送しました。※音声に一部乱れがあります。

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