ファブリー病について中国医学で考える

ファブリー病について中国医学で考える

フーフーです。
ファブリー病について質問が来ました。中国医学でどう考えますか?


希少病に入ると思いますファブリー病。
これは、西洋医学的には、本来体内で分解される糖脂質が体のあちこちに蓄積され、様々な障害や症状を引き起こす疾患です。主な症状は手足の先が痛い、汗をうまくかけない。難聴。不整脈。腎不全、心不全。等があげられます。

起きている状態は湿証です。

問題はそれが発生した道理かと思います。
飲食による場合。
糖脂質の過剰摂取。米や、肉、特に牛乳系の脂質。に加えて運動不足。汗をかかないために起きる代謝不足。等で体内に停滞したもの。
薬による場合。
ステロイド系の多用によって発生する可能性もあります。

小児や先天的に起きている場合は、臓腑の疾患も考えられます。
・胃湿熱証により、肌肉に栄養を蓄えすぎたケース。
・肝鬱気滞により、筋や肌肉に気血を停滞させすぎてしまった場合。
・エアコンによる冷え、湿気の多い環境で皮膚や粘膜に浮腫を生じ、代謝が落ちている場合。
・喘息等の呼吸器疾患の薬を長期間使用して肺気虚が生じたため。

あとは、コレステロールの問題解消の薬などで、急激な血流変化が生じたときも起きやすいです。しかしこれは、発症期ががわかるので、原因はすぐにわかりますね。

と言うような分類になりますが、漢方薬等の治療は1つで改善しにくく、マッサージと漢方や運動、入浴もあわせて治療していく必要があるかと思います。

 

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