手術などで臓腑を切除したらどう考える

手術などで臓腑を切除したらどう考える

フーフーです。
がんなどで胃を切除したら、中国医学ではどう考えますか。

よくある質問です。
中国医学では、脾臓と胃で気血を作ります。
手術で、胃を全摘したり、脾臓をとると気血を作れなくなるのでしょうか。

答えは、気血は作れます。

少し矛盾しているように感じますよね。
矛盾していないです。
この時に表している脾は、脾臓と脾経を合わせたものだからです。
脾グループのようなイメージです。

ですから、脾臓を摘出しても、脾経は全摘出来ないです。
ですから気血は作れます。
しかし、術前よりその働きは弱いかも知れないです。
あと、他の臓腑も一部の臓腑の機能が低下しても、その働きを手伝います。
だから切除しても、暮らしに影響がでないこともあります。

しかし、臓腑を切除するとその基本効能に少し低下が起きると推測されます。きちんと蔵象学説を復習し、どのように機能低下を起こすのかを考察すべきでしょう。

 

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