頸椎症を考える
フーフーです。
頸椎症について聞きたいです。
頸椎症は中国医学では、内科系と骨傷科系の2種にわけます。
内科系の方では、気血の流れを主に考えます。
気虚、気滞、気陥、血虚、血瘀これらによって発生しますので、その原因となる内臓を治療します。
骨傷科系は、骨、脈、肌肉、筋、骨の問題として考えます。他には経絡も考えるので西洋医学より、アプローチできる範囲が広いかも知れないです。
骨傷科の問題の場合、先にあげた組織が、不通を生んでいるロジックを考えます。
例えば筋に炎症が起きて腫れているために、神経の流れを圧迫しているとか。
湿が肌肉に停滞して、同様に流れを圧迫している。などと考えていきます。
経絡に関係する場合も多いです。大椎と言われる首の付け根部位は全身を巡る全ての陽経が流れています。言い替えると体のどの内臓からもどの経絡からも、引き起こされる疾患だと言うことです。面白いのはこの場合、経絡が原因で頸椎症を生み、その経絡も問題が出ることがあります。例えば手太陽小腸経の場合、経絡が頸椎症を引き起こし、同時に小指も痺れて経絡病症も生むことがあるのです。それを頸椎から起こされていると診断すると治療も間違ってしまうことがあります。
きちんとした診断が必要です。
頸椎症→治療法とすぐに出る疾患ではありません。
きちんとした診断が必要となります。
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