ネックレスで肩がこるのはなぜ?

ネックレスで肩がこるのはなぜ?


フーフーです。最近、こんな声をよく聞きます。
「ネックレスをつけると肩がこるんです…」これなんで?


ありますね。おしゃれのつもりが、つけた瞬間にズーンと重くなったり、ひどいときは湿疹まで出たり…なんてことも。
これ、気のせいではありません。ちゃんと中医学的な理由があるんです!

ポイントは 「肺の宣発作用の低下」 と 「気血の滞り」。
まず、私たちの皮膚は肺の働きによって、気(エネルギー)と津液(水分)を体の表面に巡らせています。
ところが冷えやむくみがあると、この働きが弱くなります。すると、皮膚に熱や気血がこもって、発散できなくなります。特に首や肩は“気の交差点”なので、ここに余分な気血が集まってしまうのです。

そこへ金属のネックレスをつけるとどうなるか?
実は、ネックレスが「アース」のような役割をして、たまった気血がそこに集中して流れ込もうとします。その結果、肩が重だるくなったり、ピリピリした痛みが出たり。人と触れたときに静電気のようにバチッと感じるのも、体表の気が外に出にくい証拠です。

夏場になると、さらに津液(水分)が皮膚に集まりやすくなります。これが湿熱となって、ネックレスの下に湿疹や赤みを起こすこともあります。

ではどう対策すればいいのか?
ポイントは「気血を溜めないこと」「皮膚に巡らせること」です。

【今日からできる養生法】

◆ 体を動かすこと!
肩や腕を動かして、気血を分散させましょう。ウォーキングでもよし、腕回しでもよし。とにかくじっとしていないことが大事です。

◆ 糖質を控えること!
糖質は皮膚に水分を溜めこみやすくし、代謝を落とします。糖質制限は“発汗できる肌”をつくる第一歩です。

◆ 食べ過ぎないこと!
胃に気血が集中しすぎると、全身に巡らなくなります。食べすぎは気血あふれの原因に。腹八分目が大切です。

【おすすめ動画】
健康に関する疑問・お悩み一問一答!中医学で根本解決!フーフー君の養生訓第167話


 

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