対人ストレスと体の関係

フーフーです。今回は「対人ストレスと体の関係」についてのお話をお願いします。

人から受けるストレスって、思っている以上に体に影響を与えますよね。イライラや落ち込み、モヤモヤが続くと、体のどこかが重く感じたり、息苦しくなったりする。これは偶然ではありません。
気の昇降出入とは?
中国医学では、私たちの体を動かしているエネルギーを「気」と呼びます。この気は、ただ存在するだけでなく、昇・降・出・入という四つの運動で人を健康に保っています。
たとえば、
* 昇 … 胃腸で作られた気血を上に持ち上げる。
* 降 … 肺や胃が余分な熱や気を下へ降ろす。
* 出 … 肺が発汗や呼吸を通して外へ放散。
* 入 … 腎や脾が栄養や空気を体内に取り込む。
これらがバランスよく働くと、心も体も穏やかでいられます。
ストレスがこのバランスを崩すとき
人間関係のストレスは、まずこの昇降出入のリズムを乱します。
* 抑鬱のストレス:言いたいことが言えず我慢している状態。気が胸にこもり、「出」できない。胸が詰まる、息がしにくい、ため息が増えるなどの症状が出ます。
* 承認されないストレス:自分の努力が認められないとき、心が落ち着かず、「入」できない。眠れない、集中できない、食欲不振などにつながります。
* 落ち込みのストレス:気分が沈み、やる気が出ないときは、「昇」できない。脾胃の働きも落ち、消化不良やだるさが出てきます。
* 焦りや不安のストレス:気が上にばかり集まり、「降」できない。頭痛・肩こり・のぼせ・不眠などを引き起こします。
養生法
気の流れを整えるには、まず「出」を促すこと。深呼吸や散歩、歌をうたうことでも良い発散になります。また、香りの力を借りるのもおすすめ。柑橘系やローズマリーは気の停滞を解き、フランキンセンスは胸のつまりを緩めます。
食事では、気の流れを整える陳皮・紫蘇・セロリなどの理気食材を。
まとめ
対人ストレスで乱れるのは心だけでなく、体を巡る「気の昇降出入」。
気が昇らず、降りず、出られず、入らず。どれかが滞ると、体調も心も不安定になります。
気の流れを整えることは、心の養生そのもの。息を深く吸って、ゆっくり吐く――それが最初の一歩です。
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