新茶の季節、お茶はどう飲むとよいの?

こんにちは、フーフーです。先生、新茶っておいしいですよね。
この時期になると、つい冷たいお茶をたくさん飲んじゃいます。

新茶はとても良いものです。ただし、“飲み方”を間違えると、逆に身体を重くすることもありますよ。
5月は新茶の季節です。中国医学では、お茶は単なる飲み物ではなく、
・香りで気を巡らせる
・苦味で熱を下げる
・湿をさばく
という働きを持つ食材として考えます。特に新茶には、春特有の「生」の気があります。
新茶は、ただ若い葉なのではありません。冬の間、茶の木は活動を抑えながら、内部に栄養を蓄えています。そして春になると、その蓄えられた力が
→ 春の陽ざし
→ 上昇する陽気
とともに、新芽としてあふれ出ます。
つまり新茶は、冬の蔵された力が、春に外へ芽吹いたものです。
夏の強い日差しで育った茶葉は、
→ 熱で濃縮される
→ 力が強くなる
そのため、発散や刺激が強くなります。
一方、新茶は
→ やわらかい
→ 内側から巡らせる
→ 滞りをほどく
という特徴があります。
つまり、身体を中から軽く流す働きがあるのです。
お茶の香りは、気を上に巡らせながら広げます。
すると
→ 胸のつかえ
→ 頭の重さ
→ 春の停滞感
が軽くなります。
また、苦味には 、
→ 熱を下げる
→ 湿を乾かす
働きがあります。
だから春から初夏にかけてのお茶は、身体を整えるのにとても理にかなっています。
問題はここです。冷たいお茶を大量に飲むと
→ 脾胃が冷える
→ 消化の火が弱る
結果として
→ 湿が増える
→ 身体が重くなる
つまり、せっかく湿をさばくはずのお茶で、逆に湿を増やしてしまうことがあります。
おすすめの飲み方。大切なのは、香りを楽しみながら、温かく、少量ずつ飲むことです。
すると
→ 気が穏やかに巡る
→ 脾胃を傷めない
→ 春の停滞をほどける
まさに、春の養生茶になります。
新茶とは、冬に蓄えた力が春の陽気とともに芽吹いたものです。
だからこそ、巡らせる、軽くする、滞りをほどく。働きがあります。
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