雨の日に頭が重くなる人のからだ

雨の日に頭が重くなる人のからだ

フーフーです。先生、雨の日になると頭が痛いというより、なんだか頭が重くてボーッとするんです。眠いし、やる気も出ないし…。

それは頭の問題というより、身体の中にたまった湿と熱の問題かもしれませんね。
雨の日になると、頭が重い、眠い、集中できない、だるいという人がいます。
これは単純な頭痛ではなく、湿が気の流れを邪魔している状態として考えることができます。
■湿は足から始まる
中国医学では湿は重く、本来は下へ沈みます。そのため最初は
→ 足が重い
→ むくむ
→ だるい
という形で現れます。ところが湿が増えすぎると、気血の流れを邪魔し始めます。

■気が上へ逃げる
本来なら気血は全身を巡っています。しかし足や腹に湿がたまると、流れが渋滞します。
すると行き場を失った熱が上へ昇るようになります。
その結果、頭には
* 熱
* 湿
* 停滞
が集まります。
■頭湿熱タイプ
この状態を中医学理論で見ると、
頭湿熱タイプ
と考えられます。
特徴は
* 頭が重い
* 頭がぼんやりする
* 眠い
* 目が重い
* 首肩が張る
などです。
頭痛というより頭に濡れた布団を乗せられているような感覚に近いかもしれません。

■胃腸の湿も関係する
さらに胃腸に湿がある人は注意です。
* 甘いもの
* 粉もの
* 冷たい飲み物
などが続くと、
脾胃に湿がたまりやすくなります。
すると湿は上へ影響し、頭重感や眠気として現れます。

■皮膚の宣発不足
雨の日は湿度が高くなります。すると皮膚はうまく宣発できなくなります。本来なら
→ 汗
→ 皮膚呼吸
で外へ出る熱が、体内に残ります。その熱が上へ昇ることで、さらに
* 頭重
* のぼせ
* だるさ
が強くなります。

■養生のポイント
このタイプの養生は、まず湿を増やさないことです。
* 甘いものを控える
* 粉ものを控える
* 冷たいものを控える
さらに、
* 首肩を温める
* 軽く歩く
* 足を動かす
ことで、上に集まった気を下へ降ろします。
そして意外に効果的なのが、頭を冷やすことです。
頭に集まった熱を逃がしてあげると、重だるさが軽くなりやすくなります。

■まとめ
雨の日に頭が重くなるのは、天気のせいだけではありません。足や胃腸にたまった湿が気血の流れを邪魔し、熱を頭へ押し上げていることがあります。

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