中医師 今中健二

老子道徳経

ネコのようにくらす-老子:第55章 赤ちゃんは最強

病気も怖い、老いが恐いって? そうよな。赤ちゃんは一日中泣いても声もかれない。 骨も柔らかいのに握りこぶしは固くなる。 これは調和が行き届いているから。 それを言い換えるなら徳をたくさん秘めているという。 しかし、これを無理に行おうとすると必ず衰える方に傾く。 浴も持たず、自然にすること。 これを明智という。
ブログつれづれ養生訓

春のエネルギーを取り入れよう

春のエネルギーって、いろいろありますね。 小春日和というように、太陽のエネルギーがやさしく力強くなってきます。 もちろん体に与える影響も大きくなってきます。 自然界も同様で、そのエネルギーを吸収し、パワーアップしています。 その中から、皆さんにあったエネルギーを取り入れると良いかと思います。
ガス、腸鳴

中国医学で考える。太るのにはどうしたら良いか

これは、実は結構多い質問です。 病気のために体重が減少したとか、もともと太りにくい体質だとか。 もちろん不健康に太っていっても仕方がないので、健康に体力を増やす目的で体重も増やしていきましょう。 基本の考え方。 1.食を寒性、涼性ものをとる。良く言われるこれを食べると体が冷える!というのは、間違った知識です。食材の持つ性質に寒性とか熱性と言うのがあります。
老子道徳経

ネコのようにくらす-老子:第54章 まず寝て、そして食べる。それが我が道。

この先が不安なんやって? 先が見えんと不安よな。 そりゃそうや。 しかし、道を知ること。 それを知った上で、それを実行する徳をえること。 そうすれば、個人だけじゃなく、国家まで豊かに出来る。 個人も国家も実は同じ。 そう道を知ることよ。
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今こそ中医学を学びませんか

ここ近年。中医学の記事を見ることが多くなってきました。 薬膳的な情報や、効果的なツボの紹介。 漢方の解説なんかもあります。 一昔前より情報量が増えてきたと思います。 そこでご提案です。 もう一歩踏み込みませんか?
頭痛

中医学で考える春の頭痛や鼻水の寝起き疾患

この疾患の共通事項って、実は頭部の浮腫です。 ではなぜこの浮腫が発生するのかですが、暖かくなってきたから。です。 冬の間は体の浮腫も冷え固まっています。 寝ているときも、頭も冷えています。 それがだんだん暖かくなってきて、冷え固まっていた脂肪も溶け出し、浮腫が発生します。 それが寝ている間に頭部にながれこんで発生します。
老子道徳経

ネコのようにくらす-老子:第53章 尻尾立てて自信持って歩くんよ

ネコのようにくらす-老子:第53章 尻尾立てて自信持って歩くんよ 使我介然有知 行於大道 唯施是畏 大道甚夷 而民好径 朝甚除 田甚蕪 倉甚虚 服文綵 帯利剣 厭飲食 財貨有余 是謂盗夸  盗夸 非道也哉 〈核心のだいたい訳〉 私に少しでも...
頻尿

頻尿について中国医学で考える

頻尿も季節によって起きやすくなることもありますし、もちろん体質によってもありますね。では、そのメカニズムを解説していきましょう。
痒み

寒冷蕁麻疹について中国医学で考える

寒冷蕁麻疹ですね。 冬に発生しますが、人によっては春に一番症状がきつくなる方もいらっしゃいますね。 まず、蕁麻疹について、ですが。皮膚の下で血流が悪くなり痒み、もしくは痛みが発生します。ここで、蕁麻疹に含まれてしまう赤みを持ったものですが、これは発熱疹すなわち発疹です。そして、水疱があったり隆起するものを湿疹と言います。
老子道徳経

ネコのようにくらす-老子:第52章 見ない聞かない寝るのが一番

天下には始めがある、それは天下の母と言える。その母を認識できたなら、その子である万物も知ることが出来る。子をわかり、その母を守るなら、そうすれば生涯危機に遭うことはない。 目耳の穴を閉ざし、口という門を閉ざせば、終身まで疲れない。逆に穴を開き、事をなせば、終身まで救われない。 小さなものを見ぬくことを明といい、柔を守ることを強という。その光を用い、明にたちかえるなら、身におきるわざわいはない。これを習常という。