・内科疾患

抜け毛

秋の抜け毛対策

秋の抜け毛対策 フーフーです。 秋になると気になります。髪。 なんとかなりますか。 秋は気になりますね。 特に残暑残る今は気をつけなくてはならないですね。 今の時期に起きる問題点は、足元の冷えによる冷えのぼせ。 経絡に伝わる冷えのぼせに注意です。 胃の経絡が足の前面を通っています。ここが冷えるとおでこの生え際に湿熱がこもり、おでこあたりが抜けやすくなります。 膝裏からふくらはぎを通る膀胱経。ここが冷えると頭頂部から後頭部に出やすいです。 大切なケアとしては、足の冷えと浮腫とり。特に浮腫とりから行ってください。 そして、次に頭部のマッサージ。 しっとり汗が出たらなお良いです。 皮膚が柔らかくなるまで行ってください。 この時に昆布は利尿清熱があるので良い選択肢です。食べてください。 他に良いものは枸杞の実などもよいですね。 足の冷えを防いで髪の毛対策。ぜひ行ってください。
下痢

痩せているから太りたい

痩せているから太りたい フーフーです。 太れないので太りたいというお悩み相談がきました。 実はよくある質問です。 原因も結構いろいろありますね。 ・脾が弱くて気血を作れていない。 元気と血が少ないと当然細くなってしまいます。 →水分を減らし、よく火を通した食事に変えて行きましょう。 ・湿証でよく下痢をする。 特に食べたらすぐトイレという方は、体にためれていないかも知れないです。 →水分摂取の見直し必要です。舌に歯形があったら水分チェックです。 ・体が固くて脈が速い人 皮膚が伸びなく、栄養をためにくいです。風呂やストレッチが必要です。 ・筋肉量が少ない人 筋肉に血をためることで太ることが出来るようになります。 ・血液サラサラすぎる。 脂質や糖質が少なすぎて、体に停滞してくれないとき。食の見直しも必要ですね。 対策としては、甘い物を食べるだけではダメです。血液を増やすこと。そしてそれらを蓄えるのは筋です。体を柔軟にして、スロートレーニングの筋トレなども必要となります。
抜け毛

気になる便臭について

便臭について フーフーです。便の匂いがきつい時あります。変なもの食べてないはずなのに、なんで? 便臭については、基本的に熱が関係あります。 一つは、食事が熱を生むものが多い時。糖質や肉食などですね。肉などを多食するときつい匂いを生みやすいです。 お米とかでは、匂いにつながらないですよねとお思いの方も多いでしょうが、繋がります。 米などの糖質により、粘滞した飲食物が腸内で腐熟しても匂いがきつくなります。 他の原因は、あと3つあります。 一つは皮膚問題。皮膚が浮腫んでいるとか、エアコンなどで皮膚が冷えて硬くなっている場合。 夏なのに、発汗できないような状態ですね。この場合も体内の熱を放出できず、体内にこもります。 すると腸内が熱化してしまい匂いもキツくなります。 もう一つは、足の胃の経絡の冷え。この冷えにより、足の胃の経絡が反発して熱を生むことがあります。そのために腸内も熱化して匂いがでます。 最後の一つは、冷たいものの多飲食。胃自体が冷えて機能低下を起こします。すると消化に機能低下が発生し、飲食物が腐熟し、匂いを生みます。 これらが発生した時の対策は、飲食物を見直し、発汗できる皮膚体質に変えていくことです。
下痢

過敏性腸症候群について

過敏性腸症候群について フーフーです。IBSっていう過敏性腸症候群について教えてください。 腹痛や便秘、下痢、腸鳴等を繰り返してしまう状態で、潰瘍とか炎症などが腸にもみられないときの疾患を表しますね。長いと半年以上起きることもあります。 日常生活で常にお腹が緩いからとかで、支障をきたすことも多いです。 軟便だけでしたら、脾虚とか湿証とかもう少し具体的な治療対象が出てくるのですが、この過敏性腸症候群には見つかりにくいから、少し対応に手間取ることが多いです。 中国医学的には、溜飲と冷えで考えていきます。 1つは、溜飲といい、十二指腸あたりに水が停滞して浮腫んでしまっているとき。これを飲と言うのですが、この状態です。胃の出口が流れにくいので、食べても止まり便秘。たまりすぎると下痢になります。食欲はあるのに食べるとすぐにおなかいっぱいになります。 もうひとつは、冷え。人は呼吸します。体のエネルギー(気)の調整なんですが。皮膚が浮腫んでいるとか冷えてるとかで、固く機能低下を起こしている方。気が腸に集まり下痢を引き起こしたり、腹痛や腸鳴を起こします。エアコンの効いている環境で汗をかけない体質になっている方。要注意です。 ほかにも糖質制限しすぎたり、水分過多でも起きることがあります。 この場合は胃や脾の問題が出るときがあります。時には潰瘍やポリープだったりします。
橋本病

慢性疲労症候群について

慢性疲労症候群は、全身の倦怠感が特徴です。しかも結構長い期間時には半年以上も続いてしまう。発熱や頭痛や筋肉痛等の痛みを伴うことがあります。 通常、疲労というと中医学の学びを体験している方は、虚証と分類したくなります。特に気虚とか血虚です。 この疾患に関しては、気虚や血虚ではありません。 肺の気虚によるものか、寒湿によるものが多いと思います。 肺には、宣発粛降という働きと治節という働きがあります。 宣発粛降は皮膚に向かって気を流し、体を栄養したり、代謝を促したりします。 この機能が弱った状態ですと、体全体が重くなります そして治節という治療と調節がうまくいかなくなり、体に熱がこもったりします。ひどくなると発熱や炎症が起きたりします。

とまらない夏咳

とまらない夏咳 フーフーです。質問来ました。 ここ1ヶ月なんか咳が止まらないんです。他に気になる症状もないんですが。検査しても何もないと言われるし、病院の薬もあまり効いていないみたいで困っています。 暑いから、今は多いですよ。 これお困りですよね。ではメカニズムから解説していきます。 元気な方に多いです。この夏咳。特に今年。 どんなメカニズムかというと。 まず、暑い。かなり暑い。汗も出ますよね。 ここがキーとなります。この時体に起きている変化は、体温上昇と体温調節のために外や上に向かって気血が流れます。汗も出やすくなっています。特に顔汗出る方。この方がエアコンで汗の出を抑えてしまうと。高い体温のエネルギーが体内に閉じ込められます。 このエネルギーです。 これが咳になったり、人によっては頭痛や、肩凝り、ニキビ、不正出血となります。 もともと太陽の熱ですから、病気も見つかりません。そして全く動かないジム仕事でしたら、のぼせになって終わりますが、体を動かしながらする仕事ですと咳になること多いです。 対策は、割と長めに汗をかくこと。朝夕のウォーキングや入浴など。食事をライトにすることも大切です。
ブログつれづれ養生訓

体質って何だろう、中医学で考えます

体質って何だろう フーフーです。 体質改善とかの体質って、変わるもんですか。それとも一生付き合うものですか。 これよく聞く質問です。 もちろん先天的なものもありますし、遺伝子の影響によるものもあります。 何をもって疾患、体質の区別をするのかは難しいところです。 中国医学においては、苦痛な状態をうみだす体の状況でしたら、それが起きてこないように工夫をしようとします。 例えば冷え性でいろいろ不調が出るのであれば、食べ物を変えてみたり、時には漢方薬を使うこともありますし。衣服や生活環境を変えてみたり。何らかのアイデアはあるともいます。その結果体の方も変化していくと思います。 そもそもその体質によると思い込んでいるものが、単なる生活習慣の積み重ねによるものもあったりするんです。それをきちんと判断するには、客観視してみたり俯瞰して診てみることも必要なんでしょうね。人に指摘されるのもありですね。 結論としては、本当に体質によるものもあります。しかし、生活習慣によるものも多いです。ただそれから生まれる不調に対しては、何らか対策はあると考えるのが中国医学です。
橋本病

眠くて眠くてしょうがない。

眠くて眠くてしょうがない。 フーフーです。 急に睡魔が襲ってくるのがしょっちゅうあります。 これは何か病気ですか。 嗜眠と言われたり、ナルコレプシーと言われたりしそうですね。一時期は無呼吸症候群と合わせられたりしました。 体の原理的にはこんな感じ。合わせて対策も書きました。 ・貧血の方 血が少ないので、何らかの理由で眠くなります。例えば食後。胃に血が集まると頭が貧血で眠くなります。運動後。他の筋肉で血を使い頭が貧血で眠くなります。 →血を増やす食材、かつ消化の良い食材が有効。緑黄色野菜など。 ・血が薄い人 デスクワーク等で体を動かさないでいると血が下に落ちて起立性障害のようになります。めまいの前に睡魔が襲ってくる感じです。 →運動後に利尿させて血を濃くすることと、動物性品の食事も多少必要。 ・湿証の浮腫の多い方 頭部、頸部に浮腫の多い方、血行不良が生じて眠くなることが多いです。特に寝起きや雨の日に多くみられます。 →全身の浮腫とりですね。 ・内熱の方 食後しばらくして消化のあとに湿熱が生じたり、足の冷え浮腫によりのぼせが出ることがあります。頭部にこの熱がのぼり、頭に脂肪が多いと眠くなることがあります。四肢の血流改善が必要です。 →四肢の血流改善と熱を生む甘いものなどを控えることも必要かも。 ・脾が弱い方 総合的に上記の症状が出やすいです。結構睡眠に関係します。 →水分摂取を控えること。薏苡仁などもよい。 基本的には、頭に対する血流を改善することが重要となります。 むくみを減らし、血流改善と、適切な気血を作ることが重要。あ、これは全てに当てはまるか…。
倦怠感

加齢による筋力低下って

加齢による筋力低下って フーフーです。 加齢による筋力低下ってどうやって防げば良いですか。 歳と共に筋力が低下する。あり得ます。 しかし、全く衰えを感じないくらい元気な方もいらっしゃいます。 何が違っているんでしょう。 当たり前ですけど、食...
ガス、腸鳴

口内炎と痔は兄弟みたいなもの

フーフーです。 痔でお悩みの方からの質問です。なんとかしてくださいって。 痔でお悩みの方、大変ですね。 中医学では、口内炎と同じ仕組みと考えます。 口内炎は、食べ過ぎや胃もたれなどで、胃に熱が多いとか、胃がむくんでしまっているときに水疱が出来たりします。また、潰瘍のような荒れてしまっているときも、口内が切れたりします。これらが肛門部で出来ると 痔と言われます。  中国医学で考える胃腸には七衝門があります。唇を飛門、胃の出口を幽門などと言われます。肛門も魄門といわれこの中に含まれます。この門のところはいろいろ疾患が出やすいです。 原因としては、胃の湿熱と脾虚です。 胃の湿熱は、食べ過ぎ飲みすぎ、足の胃の経絡が冷えた、体に熱がこもった(ウイルスなども含む)。 脾虚は、飲みすぎ、気力不足、薬によって胃がやられたなどです。 この状態で、陰陽のバランスで、陰が多くなったときに発生しやすいです。 もし、痔が発生したとき。口をみてください。口内の荒れている状態をケアするような生活習慣に改善していくと、痔にも良いと思います。