症状別

ブログつれづれ養生訓

中国医学的な小話

色んな野菜が豊作だったり、不作だったり。 虫も発生したり色んな自然現象ってありますよね。 あれは、偶然ではなく、全て必然なんです。 例えばキュウリ。 キュウリの効能は、代表的なのは利尿作用。 利尿作用が必要な天候だからです。 今年の梅雨は、数日前までさほど暑くなく、でも湿気が意外に多い。 この自然から受ける湿気を体は追い出していかないとしんどくなります。 汗として出すならハーブ類が茂ったりします。 しかし今年は、汗を書きにくい天候なので、利尿を選んだようです。大地の恵みなのかこれが必然です。
頭痛

頭痛を中国医学で考える

偏頭痛や慢性の頭痛にお困りの方も多いです。今回は状況によって起きる頭痛を解説します。 ・朝起きたときに起きる頭痛 頭部の浮腫が原因で血行不良が発生しています。飲み過ぎが原因、低気圧が原因、利尿出来ていないのが原因いろいろありますのできちんと診断が必要です。 対策は、夜に摂る水分を減らすこと。発生してしまったら、頭の浮腫がおりるまで、座っている方が良いかも知れません。頭を冷やしても回復しやすいです。
橋本病

茄子の効果的な食べ方

茄子の作用は、健脾作用。脾臓を強くして元気と血を作ってくれます。 湿気の多い今の時期、食べたいですね。 早い地域ではもうなっているかと思います。 ■茄子の味噌田楽 茄子、赤味噌、砂糖、みりん、酒 茄子以外の調味料を合わせて混ぜる。ちょっとだし入れると美味しい。 茄子をカット。フライパンで5分くらい蒸し焼き。 焼いた茄子に味噌だれをのせて出来上がり。 効能は、味噌の気血を作る働きを強化します。貧血の方どうぞ。
倦怠感

プランターで育てられるハーブ類

フーフーです。 自宅で育てられるハーブ、何育てたらいいですか 目的が何かというのもありますが、育てやすさもポイントになりますね。 いろいろあります。いくつか紹介していきます。 ミント…体の熱をとります。お茶などにすると喉や頭部の熱をとってくれます。漢方と合わせることで肝臓の熱をとる方法もあります
こむら返り

病は気からって?

そうですね。気の持ちようによって大きく変わりますが。 中国医学で言う”病は気から”というのは少し異なります。 病気になる順番で、まず気からはじまり、血、経絡、腑、蔵と進行していきます。 ここから病は気からスタートしますという言葉になります。 気には次の働きがあります。 ・推動作用…いろんな流れをうみだす ・温煦作用…熱を生み出す ・防御作用…自律神経を調整するようなイメージ ・固摂作用…いろいろ漏れ出さないように固めてくれる ・気化作用…熱を冷ましてくれる
ブログつれづれ養生訓

夏に食べるなら雑穀米もいいね

雑穀米も白米も全てに役目というか、得意があります。 白米に関しては、中国医学的には補剤に活用できる食材といえます。 補剤とは、色々な物を補うことが出来る食材ですね。 血も気も肉体もです。 その方法は、白米と一緒に補いたい物を食べるだけ。 血を補いたいなら、緑黄色野菜等をおかずにして食べる。 普通に食べるよりも、白米とセットにすることでよりその効果が増します。 それが玄米や雑穀米を混ぜることによって吸収力が低下し、デトックス効果が増します。 糖尿病や高血圧など、栄養過多の方にはいいかもしれないですね。
倦怠感

梅雨時におすすめの養生法

梅雨の湿気による体の影響をお話しします。 1つは皮膚が湿気て血行不良です。 これによって血行不良が生じることがあり、体が重いと感じます。 対策としては、汗をかいてこの湿気を追い出すこと。 ちょっと頑張って汗をかく運動をしてみるのもいいかもしれないです。 ラベンダーなどのアロマを取り入れることもおすすめします。
手汗

手汗について中国医学で考える

手汗は、男女とわずありますね。 色んなパターンで考えないといけないんです。 1.胃湿熱タイプ 飲みすぎによる多汗タイプです。手足に水分が滞り、緊張、運動、いろいろなシーンで熱い汗が手から出てきます。手に熱感があるのが特徴です。 →水分を手から出すだけではなく、全身から発汗できるように皮下脂肪などを軽減すること。それと手の浮腫を減らすことですね。 2.寒湿困脾タイプ 飲みすぎた水が手に停滞してしまった方、冬は出ないのですが春から秋にかけて少しの刺激であふれてきます。季節によっては水疱も出来ることがあります。 →全体的な飲む量を減らしてください。そのまま放置するとリウマチになることも多いの
こむら返り、足のつり

足首回しは身体にいいの?

なんで、何でも動かさないより動かした方が良いと思います。 中国医学的に言うと、足首とか手首もちろん首も細くなっているところなんで、ここがつまると経絡が流れにくくなるんです。 足は、浮腫が起きやすく。その影響で足首も流れが悪くなりやすい。 足に流れる経絡は、 足陽明胃経、足太陰脾経 足太陽膀胱経、足少陰腎経 足少陽胆経、足厥陰肝経 この足の経絡が調子悪くなると、血が少なくなったり、流れにくくなったりします。 ですから足首回しもしておくに超したことはないです。
蕁麻疹

日光アレルギーや光線過敏症の中国医学的な解説

日光アレルギーとは光線過敏症とも言って、日光に対して皮膚に病変を生じる疾患のことです。症状としては、赤みとか痒みですね。 原因として皮膚の浮腫や皮下脂肪により、中国医学で言う宣発作用の低下。もしくは解表能力の低下が影響します。少しわかりやすいイメージで言うと、皮下脂肪が分厚い方が、太陽の光によって血流が良くなって発症する感じです。 太陽光というのは、赤外線や紫外線も含み血液の流れに直接影響を与えることが出来ます。そのために太陽光の当たった部位が、急に血流が良くなって皮膚が赤くなったり、表面まで出てこなければ痒み。皮膚に水分が多ければ水疱となります。 汗をかいて体外に放出できたら、さほど悪化しないことが多いです。 すごく浮腫が多い、または血糖値が高く皮膚が固く分厚い等の方により多く出ます。