ブログつれづれ養生訓

今こそ中医学を学びませんか

ここ近年。中医学の記事を見ることが多くなってきました。 薬膳的な情報や、効果的なツボの紹介。 漢方の解説なんかもあります。 一昔前より情報量が増えてきたと思います。 そこでご提案です。 もう一歩踏み込みませんか?
倦怠感

中医学で考える春の頭痛や鼻水の寝起き疾患

この疾患の共通事項って、実は頭部の浮腫です。 ではなぜこの浮腫が発生するのかですが、暖かくなってきたから。です。 冬の間は体の浮腫も冷え固まっています。 寝ているときも、頭も冷えています。 それがだんだん暖かくなってきて、冷え固まっていた脂肪も溶け出し、浮腫が発生します。 それが寝ている間に頭部にながれこんで発生します。
老子道徳経

ネコのようにくらす-老子:第53章 尻尾立てて自信持って歩くんよ

ネコのようにくらす-老子:第53章 尻尾立てて自信持って歩くんよ 使我介然有知 行於大道 唯施是畏 大道甚夷 而民好径 朝甚除 田甚蕪 倉甚虚 服文綵 帯利剣 厭飲食 財貨有余 是謂盗夸  盗夸 非道也哉 〈核心のだいたい訳〉 私に少しでも...
頻尿

頻尿について中国医学で考える

頻尿も季節によって起きやすくなることもありますし、もちろん体質によってもありますね。では、そのメカニズムを解説していきましょう。
痒み

寒冷蕁麻疹について中国医学で考える

寒冷蕁麻疹ですね。 冬に発生しますが、人によっては春に一番症状がきつくなる方もいらっしゃいますね。 まず、蕁麻疹について、ですが。皮膚の下で血流が悪くなり痒み、もしくは痛みが発生します。ここで、蕁麻疹に含まれてしまう赤みを持ったものですが、これは発熱疹すなわち発疹です。そして、水疱があったり隆起するものを湿疹と言います。
老子道徳経

ネコのようにくらす-老子:第52章 見ない聞かない寝るのが一番

天下には始めがある、それは天下の母と言える。その母を認識できたなら、その子である万物も知ることが出来る。子をわかり、その母を守るなら、そうすれば生涯危機に遭うことはない。 目耳の穴を閉ざし、口という門を閉ざせば、終身まで疲れない。逆に穴を開き、事をなせば、終身まで救われない。 小さなものを見ぬくことを明といい、柔を守ることを強という。その光を用い、明にたちかえるなら、身におきるわざわいはない。これを習常という。
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中国医学では鼻水で体質を診断

鼻水に限らず、分泌物の色は診断に使います。 これはなかなか便利です。 病気はそもそも陰陽のどちらかに分類します。 陽のタイプは熱、運動性などの高血圧のようなイメージ。 陰のタイプは冷え、流れにくいなどの倦怠感や虚弱の感じ。冷え性もこちらかな。 そしてこう分類します。 ・黄色い鼻水
頭痛

ちょっと便利な風邪の時に使えるツボ

風邪かなと思ったときに効果的なツボについて教えてください。 はい、風邪というのは、外から邪気が入ろうとしている状態です。 だから治療の原則は、外に出ていってもらおうという感じです。 それに関係するツボもあります。
老子道徳経

ネコのようにくらす-老子:第51章 見返り求めても無駄やで

見返りがないって? 見返り?いるか?そんな小さいもの。 自然は全てを生み出し育んできた。 お前の赤ん坊の時の両親の写真を見てみ。 見返りなんか求めてない顔してる。 だれかに学ぶのではない。 それが自然。 玄徳と言うんよ。
歯痛

歯茎の下がりについて中国医学で考える

これは典型的な虚証によるものです。 虚とは、エネルギー不足のイメージで良いですが、何がエネルギー不足かというと、胃気、脾気、腎虚、血虚、湿証と言うのが多いですね。 ではそれぞれ解説していきます。