今中健二

老子道徳経

ネコのようにくらす-老子:第46章 足るを知ることは大切

働いても働いても楽にならんって? 朝から頑張って働いてるんか。 大変やな。 働けど働けど猶我が生活(くらし)楽にならざり。 ぢつと手を見る。 よく見てみ。大切なもん手に乗ってるで。
倦怠感

感染予防には加湿器?除湿機?中国医学で考える感染症対策

感染症に関しては、加湿が良いのか除湿が良いのか悩まれてる方も多いようです。 考え方を中国医学的にお伝えしますね。 まず湿気。 湿気の特徴は、陽気を傷つけるといわれ。粘滞と重濁の性質を持ちます。 これは、ウイルスに限らず様々なものの流れを停滞させます。 たとえば、ホコリとかペットの毛なんかもです。 そして粘滞と重濁なんですが、ホコリに湿気を加えると重たくなって下に落ちる。 だからウイルスも人に到達することが出来にくくなります。
老子道徳経

ネコのようにくらす-老子:第45章 ダラダラしてるように見えるやろ、ほんまはちゃうで

いつまでも自信がないんか? ほんまに優れたもんは、どっか欠けてるもんよ。 ほんまに真っ直ぐなもんは、曲がっているように見えるんよ。 これな、大巧は拙なるが如しって言ってな。 ほんまにうまいもんは、まずく見えるねん。 ナマコみたいなもんやな。
歯痛

正月明けの食べ過ぎからくる疾患

食べ過ぎが良くないと、自覚あるとは思います。 特にお正月には、お餅をはじめ消化に時間のかかるものも多く、食べ過ぎ状態にもなりやすいですね。そんな時に発生しやすい代表的な疾患を紹介しときます。 特に元旦は冷えも強かったので、その辺りも考慮してお話ししますね。
ブログつれづれ養生訓

2022年新年明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 今年の中国医学の展開は! 今まで通り、日本の現代医療と最先端科学との融合。こちらの研究を行うこと。 そして、中国医学の講座の展開。 講座案内はこちら
ブログつれづれ養生訓

食べ過ぎチェック法の舌診~中国医学の簡単チェック~

年末は、冷蔵庫の大掃除と年始はお餅などなどで、食べ過ぎありますよね。 たしかに自分の胃の状態を知れるといいかも。 ということで、胃のセルフチェックには”舌診”を用います。
老子道徳経

ネコのようにくらす-老子:第44章 ご飯ちょっと残すねん。足るを知ってるからやで

金か健康かどっちを選ぶかって? 違う答えで申し訳ないけど、答えは別にある。 ええか、正解は、足るを知れ。 名誉も財産も、言うなれば健康も。 あまりにも愛しすぎて、あまりにも蓄えすぎると 必ず大きく失う。足るを知ることよ。
歯痛

足の冷えから来る疾患

寒いですね。ほんとにそうです。足元気をつけてください。 足が冷えると言ってもすね側とふくらはぎ側では作用も違いますが、今回は足の甲からすねが冷えたときに、どんな症状が出るかお伝えします。 症状は陰と陽の2種類出ます。 陽のタイプは、発熱が生まれます。 足が冷えたために上に熱がのぼる。あるいは寒さに体が過剰防衛してしまって熱が出る。 共に足が冷えたら、熱が出る!タイプです。
心不全

心不全について、中医学で解説します

本当です。鍼でも手技療法でも行います。 なぜそれが可能かと言うことで、少し心不全を解説します。 心不全と言うと心臓に原因がある疾患のように思いますが、実はそこだけじゃないんです。 いくつかよく見られる原因を紹介します。 ・気や血虚という状態。 文字通り気や血が少ないとき。この時は心臓の中に流れ注ぐ血が少ないとき、徐々に心も弱くなってきます。これは中国医学の得意な治療範囲です。特にツボ治療が一番効果的。というのは、気血が少なすぎるときはもう食べれないことが多く、漢方を飲めないときが多いからです。
老子道徳経

ネコのようにくらす-老子:第43章 猫は液体

意思が弱いのが悩みって? 世の中って弱いもんと強いもんがある。 実は弱いもんが強いもんを動かしているのよ。 ほら、大きな岩では水や空気が動かせない。 弱そうに思えるものも、実は大切。 前だけ向いとけばええんよ。