老子

老子道徳経

ネコのようにくらす-老子:第61章 甘えてみせたらイチコロよ

パートナーうまくいく方法って? 女性は大地で、男性は太陽。 よく言われるよな。 だから女性は物質的であり現実的なんよ。 男性は目に見えないものな。 大地の上で暮らす以上は大地に従うべき。 でもな、うまくいくには大地が太陽に従っている風を 装うんよ。 あえてへりくだって見せると上手くいく。
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ネコのようにくらす-老子:第59章 平和が一番。だから寝る。

繁栄をお祈りしてきたって? 神仏を尊ぶこと、ええ心がけや。 無理しないで自然に長らえることも出来る。 簡単よ。 世の中の道理、すなわち道に従うだけ。 徳を持ってこの道に従う。 すると何事も恐くなくなる。
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ネコのようにくらす-老子:第58章 みんな好きにしたらええ

世の中に言いたいことがあるって? うんうん、わかる。 言いたいことあるよな。 世の中間違ってるやつばかりや。 おかしなことばっかりしてる。 でも本当に道を究めた聖人は、 そこを見ない。 自分が正しくても言わない。 従わせることもしない。 目の前の一本の木のように。
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ネコのようにくらす-老子:第57章 ネコのまわりは幸せよ

政治が間違っているって? いろいろ思うことあるよね。 不平等に感じるし。 自分たちの都合の良いようにしてて、 何にもしてくれてないように思う。 ほんとは逆でね。 世の中おかしいから、いろいろしなきゃいかん。 何もないなら、むしろすることがない。 あなたのまわりが、それだけ幸せなんよ。
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ネコのようにくらす-老子:第56章 にゃーにゃー鳴けばええってもんじゃない

色々情報発信してる人が羨ましいって? 本物はあれこれ言わんよ。 いろんなことをよく話す人。 知識いっぱい持っているように見せてる人は 本物やないよ。 本物はいらん情報から身を遠ざけ、 道理の中に溶け込んで、自分も一つになる。 それに気がついたものが最高よ。
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ネコのようにくらす-老子:第55章 赤ちゃんは最強

病気も怖い、老いが恐いって? そうよな。赤ちゃんは一日中泣いても声もかれない。 骨も柔らかいのに握りこぶしは固くなる。 これは調和が行き届いているから。 それを言い換えるなら徳をたくさん秘めているという。 しかし、これを無理に行おうとすると必ず衰える方に傾く。 浴も持たず、自然にすること。 これを明智という。
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ネコのようにくらす-老子:第54章 まず寝て、そして食べる。それが我が道。

この先が不安なんやって? 先が見えんと不安よな。 そりゃそうや。 しかし、道を知ること。 それを知った上で、それを実行する徳をえること。 そうすれば、個人だけじゃなく、国家まで豊かに出来る。 個人も国家も実は同じ。 そう道を知ることよ。
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ネコのようにくらす-老子:第53章 尻尾立てて自信持って歩くんよ

ネコのようにくらす-老子:第53章 尻尾立てて自信持って歩くんよ 使我介然有知 行於大道 唯施是畏 大道甚夷 而民好径 朝甚除 田甚蕪 倉甚虚 服文綵 帯利剣 厭飲食 財貨有余 是謂盗夸  盗夸 非道也哉 〈核心のだいたい訳〉 私に少しでも...
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ネコのようにくらす-老子:第52章 見ない聞かない寝るのが一番

天下には始めがある、それは天下の母と言える。その母を認識できたなら、その子である万物も知ることが出来る。子をわかり、その母を守るなら、そうすれば生涯危機に遭うことはない。 目耳の穴を閉ざし、口という門を閉ざせば、終身まで疲れない。逆に穴を開き、事をなせば、終身まで救われない。 小さなものを見ぬくことを明といい、柔を守ることを強という。その光を用い、明にたちかえるなら、身におきるわざわいはない。これを習常という。
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ネコのようにくらす-老子:第51章 見返り求めても無駄やで

見返りがないって? 見返り?いるか?そんな小さいもの。 自然は全てを生み出し育んできた。 お前の赤ん坊の時の両親の写真を見てみ。 見返りなんか求めてない顔してる。 だれかに学ぶのではない。 それが自然。 玄徳と言うんよ。