道徳経

老子道徳経

ネコのようにくらす-老子:第71章 足りないことだらけ、それが猫

努力を続けている人が素晴らしいって? そうよね。 人は完璧ではない。 道と一体になっているようでもまだ足りないこともある。 それを自覚するだけでいいのよ。 自覚すると欠点ではなくなる。
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ネコのようにくらす-老子:第70章 寝てても猫

私の言っていることは甚だわかり易く、そして甚だ行い易い。 しかし天下に理解できる人が少なく、行える人もなかなかいない。 言には根本的な原理があり、おこなうことには要点がある。 これを理解しないから、私を言っていることが理解出来ないのだ。 私を言っている道と言うことを理解できる人が稀なのは、つまり私が貴い存在なのだ。 聖人は粗末な服をまとっているが、心の中に珠を抱いているのである。
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ネコのようにくらす-老子:第68章 争う?なんで?めんどくさい

怒っている人が苦手って? そりゃそうやろ。 みんな苦手やわ。 本来、道を身につけたものは怒ることない。 うまく行ってないから怒っているだけ。 そう思ったら気の毒やね。 道に合わせて過ごしたうまくいくのに。
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ネコのようにくらす-老子:第66章 部下にはこびておくか

湖や海、江海が百谷の王と言われる。 そのゆえんは、それが一番低いところにあるから。 それで百谷の王となっている。 民の上に立つことを欲すのなら、必ず言葉を慎むこと。 民の先頭に立ちたいと欲すのなら、必ず身を後ろに置くこと。 聖人は、上に立っても民は重みを感じず、前に立っても民は害を感じない。 だから天下が喜んで推すことを厭わないのだ。 争うことがないのだから、天下でこれと争えるものが存在しない。
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ネコのようにくらす-老子:第65章 難しいことは考えない

生きにくい世の中と思うって? 確かにいろいろ思うことがある。 しかし、これを知っておると楽。 それは道と徳。 なぜこのルールが出来たのかの道を考え 雄大な徳を持ってそれを眺めると 道と一体となれる。
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ネコのようにくらす-老子:第64章 こつこつとあきらめない

何事もそうだが、物事が安定しているときの方が治しやすい。乱れてくる前に治めること。 全てのものに始まりがあり、現在に至る。これを道という。道と一体になっている聖人は何もしないし、物事に執着しないから失うこともない。 多くの人は仕事をするときにあと一歩で心配する。最後まで最初と同じ気持ちで慎重にしていると失敗しない。それを邪魔するのが欲。初心には欲はないのに。 だから聖人は欲を持たないことを自分の浴にし、得難い品を貴重ともしない。万物のあり方に任せ自分からあえて何もしない。
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ネコのようにくらす-老子:第63章 苦労ないように見えるか

トラブルが多いって? トラブルっていろいろあるけど、基本自分以外の何かが原因 それの対策もある。 怨みには徳を持って報いる。 あと大きい問題は小さい問題のうちに解決すること。 これが物事の道理。 聖人は問題が起きないのではなく 小さいうちに笑顔で解決する。
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ネコのようにくらす-老子:第62章 道理に従って今は寝る

座右の銘を探しているって? それならば道に従うと言っとき まだ決めてないなら無理に決めなくてもいい 全て道理。 そこに向かうようになってるんよ。 求めるものは道によって得られ。 嫌なことも道を守れば上手くいく。 天下で一番尊いのは道よ。
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ネコのようにくらす-老子:第61章 甘えてみせたらイチコロよ

パートナーうまくいく方法って? 女性は大地で、男性は太陽。 よく言われるよな。 だから女性は物質的であり現実的なんよ。 男性は目に見えないものな。 大地の上で暮らす以上は大地に従うべき。 でもな、うまくいくには大地が太陽に従っている風を 装うんよ。 あえてへりくだって見せると上手くいく。
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ネコのようにくらす-老子:第59章 平和が一番。だから寝る。

繁栄をお祈りしてきたって? 神仏を尊ぶこと、ええ心がけや。 無理しないで自然に長らえることも出来る。 簡単よ。 世の中の道理、すなわち道に従うだけ。 徳を持ってこの道に従う。 すると何事も恐くなくなる。