道教

老子道徳経

ネコのようにくらす-老子:第42章 弱い猫ほどよく吠える

我の強い人に困っているって? 世の中はな、陰陽バランスをとっている。 本当に偉い人は、へりくだり、腰も低いもんよ。 いつでも偉そう、強気の人はそのうち転んでしまう。 人のフリみて我がふり直そうっか。
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ネコのようにくらす-老子:第41章 実は大器晩成なんやで

やりたいことを人に言うのが恥ずかしいって? ほんまに大切なことっていうのは、目の前にはないんよ。 現実の後ろに隠れているもんや。だから時間もかかる。 多くの人は目に見えることをしようとする。 ほんまに大切なことは、見えないそれをしようとすることよ。 いつかできる。大器晩成や。
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ネコのようにくらす-老子:第40章 まぁとりあえず寝る

何から手をつけていいのかわからんって? 忙しい時によくあるなぁ。 やらないかんのにどうしていいかわからんようになること。 そんなときは、とりあえず、基本に戻る。 ほら、何しに来たっけって時、元の場所に戻るやろ。 それそれ、元に戻っとき。
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ネコのようにくらす-老子:第39章 バカ言う奴がバカなんよ

天は清らかで無ければ、恐らく裂けるであろう。地は安寧でなければ、恐らく廃れるであろう。神は霊妙でなければ、恐らく絶えるであろう。谷は満ち足りていなければ、恐らく涸れるであろう。万物は生み出さなければ、恐らく滅するであろう。諸侯は主でなければ、恐らく頓挫するであろう。 世の中陰陽は一対です。 そして、このように貴いものは賤しいものを根本にすえ、高きは低きを基本にすえる。 ゆえに、諸侯は自らを称するときにへりくだって言うことがある。これは貴い者は賤しいものを基本としているからである。 だから、数々の栄誉を求めるものは、かえって栄誉を無くす。玉であろうが、石ころでああろうが、どちらだとしても、どちらも欲してはいけないものである。 なぜなら、低きもあるから高きもあるのである。
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ネコのようにくらす-老子:第38章 小さいこと気にするな、食べたら寝るだけよ

常識のない人が多くなったって? それな、2400年前の人も言ってるで。 最近のやつは仁義や礼節がかけとるって。 それな、ほんまは自分も欠けとるから、気になるんよ。 ほんまに徳の高い人は、そんなん意識してないわ。 小さい人間だけ小さいことが気になるねん。
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ネコのようにくらす-老子:第37章 欲張らんのよ、食べたいものだけ食べる

色々するがうまくいかないって? 欲やな。うん。欲。 自分の欲が道をとどめるんよ。 自分が欲を持つと周りも欲を持ち出す。 すると競争が起きてうまくいかん事もある。 欲を捨ててみ。自然のままするんよ。 そうしたらなんか上手くいく。
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ネコのようにくらす-老子:第36章 果報は寝て待て

人に取られて手に入らないって? 地位とか、名誉とか。お金もそうやな。 競争に負けて手に入らんことってあるよ。 こんな時どうする? 努力するか?相手よりももっと努力するか? それもええなぁ。 でも、勝たしてあげたら? しばらく繁栄させたげたら、そのうち得られるよ。
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ネコのようにくらす-老子:第35章 難しいことは考えへん

なんか上手くいかんって? 自然に任せるんや。 こんなときは、考えることを全てやめるんよ。 なにを食べたい。何をしたい。何をしなきゃいかん。 こんなことを考えるのを全てやめるんよ。 目の前にあるものを食べ、なんか思いついたもんをする。 のんびりしたいならのんびりする。 これを道を守るという。 そしたらな、何でも平穏無事におさまるで。
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ネコのようにくらす-老子:第34章 自分の功績?いちいち言わんよ猫やもん

自分に自信が持てないって? ほんまに偉い人って、自分のことを言わんもんよ。 どんな功績があっても、努力して結果を手にしてても。 自分のことを成功した人とは、自分で言ったりせんわ。 だから大きな人物になれるんやろうね。 そもそも自分でも気がついてないし。 あなたも同じ。みんなあなたのことはすごいと思ってるよ。
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ネコのようにくらす-老子:第33章 全てが見えておる、よって今のごはんを残す

走っておらんと不安なんやって? 休むことが怖い奴おる。 そう言う奴って自分に厳しいだけじゃなく、他人にも厳しくなる。 なぜか? 自分が見えとらんからよ。 よちよち歩きの自分を思い出してみ。 今の自分はどうや。昔より、成長した自分が見えるやろ。 自分をしっかり理解すると強い志を持つことが出来る。 志、持ちたいやろ。