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ブログつれづれ養生訓

中国医学の面白いものに気があります。

中国医学の面白いものに気があります。 フーフーです。 気って何ですかと質問を受けました。 教えてください。 気っていろいろな物質を動かしたり、エネルギーをチャージしたりするものです。 元気があれば何でも出来るの気なんですが、中国医学ではかなり大切な要素です。 病気を治すときもこの気の流れを、早くしたり、ブレーキをかけたり。 違う経の方に流したり、分散したり。 これを漢方や経絡ツボ治療でしていきます。 残念なことに西洋医学できちんと定義されていないんですよね。もちろん医療の現場でも、あー元気になってきて良かったみたいな感覚で使われるし、存在を無視しているわけじゃ無いです。 例えば漢方のシーンでは、こんな感じに取り入れます。 成分分析すると同じような成分がでる、同じ種類の2種類の漢方生薬。 一方は朝摘み。一方は夕方に摘んだもの。 例えばそれを使ってみると、朝摘みだと血を流してくれて、夕摘みだと血を蓄えてくれたり。 こういうところが中国医学の魅力だったりもします。
消化器疾患

無性にカレーが食べたいなど

無性にカレーが食べたい フーフーです。なんか無性にカレーが食べたいとか、どうしてもおにぎりが食べたいとか、なんか特定のものが食べたくなることありますよね。あれなんなんですか? ありますね。 無性にハンバーグが食べたいとか、でも食べ出すとんーなんかもういいやとなったり。 多分それは、体または心が求めているんでしょうね。 これは面白いことで、体と心、どっちも欲しているものを要求するんですよ。 例えば貧血の時に妙に血を作るものが食べたくなったり。 そう言う観点で言うと、カレーが食べたいのは、顔の胃の経絡に血を流したい時か、体の皮下脂肪に気血を流しやすい時かもしれないですね。 でも、食べ出したら、なんかもういいかなと言う時。この時は体ではなく心が求めているんでしょう。胃にカレーがはいって、考え事が浮かぶことを要求したり、モヤモヤが流れることを期待している可能性が大きいです。 おにぎりでしたら、肉体の疲労回復、心面ならゆっくり落ち着きたいなぁとか。 期待するものを食べて、その味を満足したら心の要求は止まることが多いです。しかし体の方は消化して目的の細胞まで気血が届くのに時間がかかります。 だから気がつくと食べすぎるのかもしれませんね。
手荒れ

体の内側から美しくなるためには

体の内側から美しくなるためには フーフーです。 身体の内側から美しくなるにはどうしたらよいですかと言う質問が来ました。 体の内側から美しくなるため!それには、五臓六腑を調整し、気の流れを整えることが大切です。以下にその方法をいくつか紹介します。 1. 食事の改善 体内に吸収される栄養素は、食事で摂取するものが大半。中医学では、五味をバランスよく取ることが重要。ここでのポイントは特に血を増やすものをしっかりととること。緑黄色野菜は必須です。 2. 良質な運動 運動は血液循環を促進し、高い代謝を維持することに効果的です。しかし、逆に筋トレのような激しい運動は常に体に負担をかけ、副作用も多くなるため、どちらかというと有酸素運動などが大切です。これにより、皮膚表面まで血液を運び栄養させること。また汗をかくなら老廃物を排出も出来ます。 3. マッサージや漢方、鍼灸 中医学では、事前予防・治療・疲労回復・体調管理など、多角的かつ継続的な方法で美容と健康の維持が提供されています。特に、血流改善にはマッサージはもってこいです。 4. 精神環境の整備 中医学では、身体と心は密接に関連するとされます。ストレスや不安、睡眠不足などが続くと、身体的にも精神的にも疲労が蓄積し、美容にも悪影響を与えます。毎日の生活において、良質な睡眠やストレスを軽減する方法には、机に向かいすぎない、リラックスできる場所を作る、コミュニケーション能力を磨くなどがあります。そして、ストレスは心と繋がります。心に影響が多いと表情に問題が生じます。ここも大切です。 当たり前のことばかりですが、実は全て大切です。
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中国医学の学び方のコツ

中国医学の学び方のコツ フーフーです。 中国医学を勉強するのにコツはありますか? コツですか。 中国医学を勉強するのに漢字がネックという声があります。 逆なんですよね。 漢字を制するとものすごく理解が広がるんですよ。 しかも、いまの漢字じゃないです。 昔の漢字。いや、大昔の漢字。 どの時代に書かれた内容かを理解できると読み間違いが少なくなります。 例えば経、元の字は經が略されて出来た字。 これは巠の上にある3本のくの字。 これが機織りの縦糸を表しております。 機織りの縦糸は最も大切なもので、これが端が緩んでいたり、絡み合っているとダメです。ですから、真意は最初から最後まで道理が繋がっているものを経と言います。 学術においては最初から最後まで繋がっており完成されているものを経。中医学では黄帝内経、難経と言うのがそれです。 最初から最後まで完成されていなく、一部分だけのものを説といったり論と言ったりします。 このように漢字を理解してくるといろいろ見えてくるのでおすすめします。
イライラ

人に心を乱されないように

この時期焦りやイライラ、人によって表現は違いますが、感情の爆発なんかが多いですね。外が冷えると汗も出なくなるように抑えつけられます。 感情も同様で、抑えつけられもんもんと。 そして足の冷えが、のぼせへとつながり、顔もほてるが感情も火がつきます。 表現的には、そうじゃないよとか、わかってない、イライラすると言う表現が生まれがち。一言言わなきゃ気が済まないというタイプになります。 で、同じことが自分にも多かれ少なかれあるんです。 そんな時にそうでないのに自分に向けられてる気がして、イラッときたり。 大丈夫です。そんなに相手は攻撃しようと思っていません。 自分のガス抜きすれば良いだけ。 かっこ悪い人の悪口、愚痴よりも。 秋の紅葉バックに深呼吸してください。 心を平らに和やかに。
橋本病

小児喘息について

小児喘息、本人も親御さんも大変ですよね。 そもそもどの様なメカニズムかを解説します。 浮腫が大きく関係します。 そもそも子供さんは浮腫が多いので、当たり前なんですがここに問題があります。 浮腫に糖質が多くてとか、生活環境が汗をかかない環境などで、皮膚呼吸が苦手な方で、喉も浮腫むようなウイルスとか食べ物とかがあると喘息が起きることが多いです。 アレルギー性でしたら、喉に浮腫が発生して起きることが中心で、皮膚の浮腫はあまり関係ないこともありますね。 甘いジュースなど、喉の粘膜からも吸収しやすく停滞しやすいものは控えた方が良いかも知れないです。 あと、足が冷えてると上に熱ものぼりやすいので注意が必要です。 ただ成長のために起きることもあります。呼吸がしにくい。言い換えると体内に気が集まっている。内臓の成長に一役かっている。 子供はまだ内臓が未成熟のことがあり、その場合に喘息を起こすことで体内に気血を集めていることもあります。 ただ程度がひどいと大変なのでケアが必要です。
老子道徳経

ネコのようにくらす-老子:第75章 初めからなんもしない

言うことをきいてくれないって? 本末転倒って知ってるか? 体に必要な栄養を摂らんとあかん。 そう思って色々食べてると、 肥満になって返って病気になるやつや。 難しく考えたらあかん。 通りに従っておき。
倦怠感

夏はいびきと無呼吸症候群の出やすい時期

いびきは、鼻奥の浮腫が関係あります。 鼻奥の浮腫が発生するのは、 ・飲みすぎ ・ビール等の飲みすぎ ・体温が高い ・手足の浮腫や冷えから頭に熱が多い ・枕が低い ・雨や低気圧のため 等があります。 無呼吸症候群も同じ原理で発生します。 対策として大切なのは、寝る前に水分を摂り過ぎないこと 頭部、胸部の浮腫や脂肪を減らすこと 枕を高くしておく。 等が有効です。
老子道徳経

ネコのようにくらす-老子:第68章 争う?なんで?めんどくさい

怒っている人が苦手って? そりゃそうやろ。 みんな苦手やわ。 本来、道を身につけたものは怒ることない。 うまく行ってないから怒っているだけ。 そう思ったら気の毒やね。 道に合わせて過ごしたうまくいくのに。
未分類

ネコのようにくらす-老子:第66章 部下にはこびておくか

湖や海、江海が百谷の王と言われる。 そのゆえんは、それが一番低いところにあるから。 それで百谷の王となっている。 民の上に立つことを欲すのなら、必ず言葉を慎むこと。 民の先頭に立ちたいと欲すのなら、必ず身を後ろに置くこと。 聖人は、上に立っても民は重みを感じず、前に立っても民は害を感じない。 だから天下が喜んで推すことを厭わないのだ。 争うことがないのだから、天下でこれと争えるものが存在しない。