腹痛

過敏性腸症候群

過敏性腸症候群について

過敏性腸症候群についてフーフーです。IBSっていう過敏性腸症候群について教えてください。腹痛や便秘、下痢、腸鳴等を繰り返してしまう状態で、潰瘍とか炎症などが腸にもみられないときの疾患を表しますね。長いと半年以上起きることもあります。日常生活で常にお腹が緩いからとかで、支障をきたすことも多いです。軟便だけでしたら、脾虚とか湿証とかもう少し具体的な治療対象が出てくるのですが、この過敏性腸症候群には見つかりにくいから、少し対応に手間取ることが多いです。中国医学的には、溜飲と冷えで考えていきます。1つは、溜飲といい、十二指腸あたりに水が停滞して浮腫んでしまっているとき。これを飲と言うのですが、この状態です。胃の出口が流れにくいので、食べても止まり便秘。たまりすぎると下痢になります。食欲はあるのに食べるとすぐにおなかいっぱいになります。もうひとつは、冷え。人は呼吸します。体のエネルギー(気)の調整なんですが。皮膚が浮腫んでいるとか冷えてるとかで、固く機能低下を起こしている方。気が腸に集まり下痢を引き起こしたり、腹痛や腸鳴を起こします。エアコンの効いている環境で汗をかけない体質になっている方。要注意です。ほかにも糖質制限しすぎたり、水分過多でも起きることがあります。 この場合は胃や脾の問題が出るときがあります。時には潰瘍やポリープだったりします。
ガス、腸鳴

下痢について

下痢についてフーフーです。下痢について教えてください。最近相談多いです。下痢については陰陽があります。陰のタイプの下痢に対しては、体が虚になって出てる下痢。食べたものが消化できず、胃にたまっている状態。その消化物があふれて出てしまうと水様便が出ます。未消化で、便秘と下痢の繰り返しのような感じになります。一度断食でリセットした方が良いですね。一食もしくは一日断食をおすすめします。脾臓が弱くて、気力不足でもれてしまう下痢。潜血反応が見られることもありますね。この場合、もちろん脾を強くするんですが、水分を減らすことも大切です。陽の場合もあります。食べ過ぎであふれる下痢。食後すぐにトイレに行きたくなる下痢ですね。トイレに行けばすっきりするなら病気ではないです。気になるなら食事量を減らしてみてください。冷えからの下痢、胃が冷え固くなって起きる場合もあります。足の胃の経絡が冷えても起きます。この時は胃を温めることが必要なんですが、胃が固く消化力も落ちているのでポタージュスープとかが良いですね。食欲ないなら無理しない方が良いです。体が冷えてる場合。外に熱が排出できず、腸に出ます。熱性の下痢になることがあります。きつい臭いのガスと泥状の便になります。マッサージ等の皮膚を柔らかくすること、これ大切です。