消化器疾患

ブログつれづれ養生訓

無性にカレーが食べたいなど

無性にカレーが食べたい フーフーです。なんか無性にカレーが食べたいとか、どうしてもおにぎりが食べたいとか、なんか特定のものが食べたくなることありますよね。あれなんなんですか? ありますね。 無性にハンバーグが食べたいとか、でも食べ出すとんーなんかもういいやとなったり。 多分それは、体または心が求めているんでしょうね。 これは面白いことで、体と心、どっちも欲しているものを要求するんですよ。 例えば貧血の時に妙に血を作るものが食べたくなったり。 そう言う観点で言うと、カレーが食べたいのは、顔の胃の経絡に血を流したい時か、体の皮下脂肪に気血を流しやすい時かもしれないですね。 でも、食べ出したら、なんかもういいかなと言う時。この時は体ではなく心が求めているんでしょう。胃にカレーがはいって、考え事が浮かぶことを要求したり、モヤモヤが流れることを期待している可能性が大きいです。 おにぎりでしたら、肉体の疲労回復、心面ならゆっくり落ち着きたいなぁとか。 期待するものを食べて、その味を満足したら心の要求は止まることが多いです。しかし体の方は消化して目的の細胞まで気血が届くのに時間がかかります。 だから気がつくと食べすぎるのかもしれませんね。
甲状腺機能亢進

喉が渇いていくらでも水分欲しい

喉が渇いていくらでも水分欲しい フーフーです。質問きました。 喉が渇いてしかないです。汗をかいているわけじゃないし、これはなんでしょう。 喉の渇きの場合、健康時と体調不良の時で少し異なりますが、いくつかパターンあるので順に説明します。 1.胃に熱がある場合 食べすぎとかもありますが、胃に病邪が入り熱を持っている時です。舌が赤く真ん中あたりにひび割れとかあります。 この時は陰陽バランスが崩れて、胃に水分、すなわち陰を呼び寄せるために口が渇きます。 2.胃が浮腫んでるとき 1と逆に胃が浮腫んでしまってる場合におきます。 この場合は、胃のむくみによって気血が胃に入らず上に熱がのぼります。すると冷たい氷をガリガリ食べたくなったり、水分をとりたくなります。その結果、さらに浮腫んで貧血などが起きます。舌がボテっとしてたり歯形がありますね。 3.脾臓が弱い時 この場合は、体の水分や栄養を上にあげることができず、下垂がおきます。すると腰や足は浮腫んで冷たい。上半身には栄養不足、水分不足で水分が欲しくなることあります。特別思い当たることなく長期にわたる不調感があります。 4.粘滞の体質の方 甘いものや粘滞を生む食べ物を好んで食べてる方に多くみられます。顔も脂肪が多めで血流ドロドロ状態です。この場合はイメージで言うと血を埋めたいので水分が欲しくなります。アレルギーの薬なんかでも同じことが起きます。 これらが代表的なものです。細かいのを入れていくと他にも理由はたくさんでてきます。 いずれも体質改善が必要となりますので、少し体のサインに耳を傾けて、元気になるようチャレンジしてください。
痒み

食べ物のアレルギーについて

食べ物のアレルギーについて フーフーです。食べ物のアレルギーって怖いですね。 中国医学で予防法などを説明してください。 中国医学において、食物アレルギーは「胃の湿熱証」と関係が多いです。胃の湿熱証とは、胃に湿気がたまることで胃の消化力が低下し、熱が発生して炎症やアレルギー反応を引き起こす症状のことを指します。 食物アレルギーは、胃の経絡が走行する顔面部や咽頭部を中心に発症することが多く、この部位に食べ物で発生した胃熱が昇って発症するとされています。具体的には、鼻づまりや鼻水、くしゃみ、顔の腫れ、喉の痛み、咳、吐き気、下痢などの症状が現れることがあります。 そのため、中医学では胃の湿熱を治療することで、食物アレルギーの症状を改善しようとします。具体的には、胃熱を清める食品、や漢方薬を使用し、体内の湿気を利尿させたり、排出することで症状を緩和させる治療を行います。また、食生活にも注意が必要で、湿気の多い食べ物や油っぽい食べ物を避け、清熱効果のある野菜を中心に摂取することが重要です。 胃の湿熱証に対する治療としては、発汗させることや排便を促すことが大切です。これは生まれてしまった湿熱を排出してしまう作戦です。 発汗を促す食材には、生姜やシナモン、唐辛子などがあります。また、湯船などを使って温めることで発汗を促すことができます。さらに、排便をよくする食材には、食物繊維の多い食材を中心に選択します。また、飲み物による排便促進の方法もあります。これらの方法を組み合わせることで、食物アレルギーの症状を軽減することができるかもしれません。
便秘

デスクワーク中にできる健康法

デスクワーク中にできる健康法 フーフーです。 デスクワーク中にできる健康法を教えて欲しいというリクエストです。お願いします。 たしかにデスクワークが多い現代、長時間座りっぱなしで運動不足になってますよね。やはり身体を動かす時間がないと体調不良に陥ります。そんな中、中国医学を用いた座ってできる健康法があるんですよ。 それは、「つま先を曲げる」というシンプルな運動。つま先を地面から上げ、曲げて、また元に戻す。これを繰り返すだけです。この運動は、まず脛の筋肉を刺激することで、血流を促進し、経絡の流れを良くして脚部のむくみを解消する効果があります。また、さらに重要なのは脛の胃の経絡を刺激することで、アレルギー対策にもなること。 脛の胃の経絡は、脚部にある経絡の一つで、胃の働きに関わるとされています。これを刺激すると、身体全体のバランスが整い、アレルギー体質の改善につながります。ポイントは、足の血流が刺激されてあったかくなるまですること。 しかも、この運動は座ってできるので、デスクワーク中にこっそりと行うことができます。長時間座りっぱなしの場合血流も悪くなり、むくみ、肩こり、内臓不調も起こります。 この運動で、「むくみが解消された」「肩こりが和らいだ」といった効果を期待します。毎日続けて行なうことで、健康的な身体を手に入れましょう。 以上、中国医学を用いた座ってできる健康法、つま先を曲げる胃の経絡運動についてお伝えしました。みなさんもデスクワーク中の運動不足を解消し、健康的な生活を送りましょう。
ガス、腸鳴

下痢について

下痢について フーフーです。 下痢について教えてください。最近相談多いです。 下痢については陰陽があります。 陰のタイプの下痢に対しては、体が虚になって出てる下痢。 食べたものが消化できず、胃にたまっている状態。 その消化物があふれて出てしまうと水様便が出ます。未消化で、便秘と下痢の繰り返しのような感じになります。 一度断食でリセットした方が良いですね。一食もしくは一日断食をおすすめします。 脾臓が弱くて、気力不足でもれてしまう下痢。潜血反応が見られることもありますね。 この場合、もちろん脾を強くするんですが、水分を減らすことも大切です。 陽の場合もあります。 食べ過ぎであふれる下痢。食後すぐにトイレに行きたくなる下痢ですね。 トイレに行けばすっきりするなら病気ではないです。気になるなら食事量を減らしてみてください。 冷えからの下痢、胃が冷え固くなって起きる場合もあります。足の胃の経絡が冷えても起きます。この時は胃を温めることが必要なんですが、胃が固く消化力も落ちているのでポタージュスープとかが良いですね。食欲ないなら無理しない方が良いです。 体が冷えてる場合。外に熱が排出できず、腸に出ます。熱性の下痢になることがあります。きつい臭いのガスと泥状の便になります。 マッサージ等の皮膚を柔らかくすること、これ大切です。

摂食障害を考える

摂食障害を考える フーフーです。摂食障害の相談が来ました。なんで起きるんですか。 摂食障害は、食事を食べられない、または自分ではコントロールできずに食べ過ぎる、他には、いったん飲み込んだ食べ物を吐いてしまうなど、患者さんによっていろんな症状がありますよね。 心の疾患、肝、腎、肺も原因になることはありますが、胃と脾臓、それと湿証が加わって起きることが多いです。イメージで言うと胃の出口の幽門のところ、十二指腸のあたりに飲と言われる水分が溜まったり、むくみが発生していると起きやすいです。 出口が詰まってるために食べ物が降りない、消化のために胃熱が発生している。下に降りないから吐きたいと言う状態になります。吐瀉物が冷たいか、熱いかによっても薬の処方は変わります。 そして、胃の出口に湿が溜まると言うことは、体の内部にも溜まり、下半身が浮腫む、足も浮腫むなども起きやすいです。 そのため、不安が生まれたり、子宮や卵巣の機能低下、性欲減退などがメンタル面に発生します。思考の低下、被害妄想などもありますね。 体の方にも疾患は現れて、体重の増減、水様便、冷えや、倦怠感。起きれない、アレルギー疾患なども出やすいです。 対策としては、舌をみて、歯形や、舌のむくみが無くなるまで、水分を減らすこと。 利尿できるようにマッサージや発汗、ウォーキング等の運動を特に下半身中心に行うのが良いかと思います。
急性胃炎

寒天の効能

寒天の効能 フーフーです。 寒天の話を聞きたいです。 効能教えてください。 寒天の材料はテングサですね。 これはなかなか面白い効能があります。 腸内の固まりをとり、腸を柔らかくします。 具体的にはどの様な効能があるかというと。 胃...
歯痛

胃の経絡を整えよう

フーフーです。 寒さ苦手です。何か良い方法を教えてください。 新年迎えて、寒さもこたえやすいですよね。 こんな時に必要なのは胃の経絡を整えること。 これ大切です。 特に重要なのは、膝下からの部分。 胃の経絡は顔から腹部、太もも、膝からすね、足首へと流れます。 この足が冷えることによって、胃の経絡疾患が発生します。 胃の経絡の疾患というと、冷えが発生したり、胃の働きも低下して胃腸風邪となることもあります。 あと、冷えのぼせ。顔にでるとホットフラッシュみたいになりますが、人によっては鼻水や頭痛、歯が浮いたり、耳鳴りもあり得ます。 ここでケアすべきは足の冷え。 膝から下を毎日お風呂でマッサージ。 特に足三里のツボは大切。 日中、足首を動かしてすねの部位のストレッチ。 ぜひお試しください。
吐き気

舌の苔について

舌の苔について フーフーです。 舌の苔について質問を受けました。 苔がベッタリついてます。病気ですか?とのことです。 舌の苔は診断でもよく使いますね。 舌診といいますが、そのときに苔もみます。 診断の材料ですが、ズバリ、胃の消化状況を表しています。 白くベッタリ苔でしたら、胃もたれ状態。 胃酸も濃く停滞しています。 ですから、あまり無理して食べない方がいいかもしれません。 食べるのでしたら、糖質を控え、なるべく消化の良いものというイメージを持って食事してください。 苔が黄色い。 こんな時は胃熱状態と言いまして、胃酸過多でしたり、逆流性食道炎のような現象が出ているかもしれないです。カロリーの高いもの控える。お肉とかはやめたほうがいいでしょうね。 苔がひび割れ、欠けてる。 こんな時は、ちょっと胃の調子が悪いですね。 なるべく休ませてあげる。消化のすごくいいものを中心に食べると言うところでしょうか。 凄くびちゃびちゃ。 水分過多ですね。飲み過ぎかなぁと思います。 舌の苔は胃の調子を知るには、一番いい診断法です。
頭痛

人に心を乱されないように

この時期焦りやイライラ、人によって表現は違いますが、感情の爆発なんかが多いですね。外が冷えると汗も出なくなるように抑えつけられます。 感情も同様で、抑えつけられもんもんと。 そして足の冷えが、のぼせへとつながり、顔もほてるが感情も火がつきます。 表現的には、そうじゃないよとか、わかってない、イライラすると言う表現が生まれがち。一言言わなきゃ気が済まないというタイプになります。 で、同じことが自分にも多かれ少なかれあるんです。 そんな時にそうでないのに自分に向けられてる気がして、イラッときたり。 大丈夫です。そんなに相手は攻撃しようと思っていません。 自分のガス抜きすれば良いだけ。 かっこ悪い人の悪口、愚痴よりも。 秋の紅葉バックに深呼吸してください。 心を平らに和やかに。