2023-07

めまい

とまらない夏咳

とまらない夏咳フーフーです。質問来ました。ここ1ヶ月なんか咳が止まらないんです。他に気になる症状もないんですが。検査しても何もないと言われるし、病院の薬もあまり効いていないみたいで困っています。暑いから、今は多いですよ。これお困りですよね。ではメカニズムから解説していきます。元気な方に多いです。この夏咳。特に今年。どんなメカニズムかというと。まず、暑い。かなり暑い。汗も出ますよね。ここがキーとなります。この時体に起きている変化は、体温上昇と体温調節のために外や上に向かって気血が流れます。汗も出やすくなっています。特に顔汗出る方。この方がエアコンで汗の出を抑えてしまうと。高い体温のエネルギーが体内に閉じ込められます。このエネルギーです。これが咳になったり、人によっては頭痛や、肩凝り、ニキビ、不正出血となります。もともと太陽の熱ですから、病気も見つかりません。そして全く動かないジム仕事でしたら、のぼせになって終わりますが、体を動かしながらする仕事ですと咳になること多いです。対策は、割と長めに汗をかくこと。朝夕のウォーキングや入浴など。食事をライトにすることも大切です。
ブログつれづれ養生訓

体質って何だろう、中医学で考えます

体質って何だろうフーフーです。体質改善とかの体質って、変わるもんですか。それとも一生付き合うものですか。これよく聞く質問です。もちろん先天的なものもありますし、遺伝子の影響によるものもあります。何をもって疾患、体質の区別をするのかは難しいところです。中国医学においては、苦痛な状態をうみだす体の状況でしたら、それが起きてこないように工夫をしようとします。例えば冷え性でいろいろ不調が出るのであれば、食べ物を変えてみたり、時には漢方薬を使うこともありますし。衣服や生活環境を変えてみたり。何らかのアイデアはあるともいます。その結果体の方も変化していくと思います。そもそもその体質によると思い込んでいるものが、単なる生活習慣の積み重ねによるものもあったりするんです。それをきちんと判断するには、客観視してみたり俯瞰して診てみることも必要なんでしょうね。人に指摘されるのもありですね。結論としては、本当に体質によるものもあります。しかし、生活習慣によるものも多いです。ただそれから生まれる不調に対しては、何らか対策はあると考えるのが中国医学です。
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ドクター向け中国医学講座のご案内

ドクター向け中国医学講座この秋9月から、中国医学講座がはじまります。東京クラスと大阪クラスとです。ドクター向け中国医学講座この秋9月から、中国医学講座がはじまります。東京クラスと大阪クラスとです。しかし今日の案内はこちら二つのクラスだけでは...
橋本病

眠くて眠くてしょうがない。

眠くて眠くてしょうがない。フーフーです。急に睡魔が襲ってくるのがしょっちゅうあります。これは何か病気ですか。嗜眠と言われたり、ナルコレプシーと言われたりしそうですね。一時期は無呼吸症候群と合わせられたりしました。体の原理的にはこんな感じ。合わせて対策も書きました。・貧血の方血が少ないので、何らかの理由で眠くなります。例えば食後。胃に血が集まると頭が貧血で眠くなります。運動後。他の筋肉で血を使い頭が貧血で眠くなります。→血を増やす食材、かつ消化の良い食材が有効。緑黄色野菜など。・血が薄い人デスクワーク等で体を動かさないでいると血が下に落ちて起立性障害のようになります。めまいの前に睡魔が襲ってくる感じです。→運動後に利尿させて血を濃くすることと、動物性品の食事も多少必要。・湿証の浮腫の多い方頭部、頸部に浮腫の多い方、血行不良が生じて眠くなることが多いです。特に寝起きや雨の日に多くみられます。→全身の浮腫とりですね。・内熱の方食後しばらくして消化のあとに湿熱が生じたり、足の冷え浮腫によりのぼせが出ることがあります。頭部にこの熱がのぼり、頭に脂肪が多いと眠くなることがあります。四肢の血流改善が必要です。→四肢の血流改善と熱を生む甘いものなどを控えることも必要かも。・脾が弱い方総合的に上記の症状が出やすいです。結構睡眠に関係します。→水分摂取を控えること。薏苡仁などもよい。基本的には、頭に対する血流を改善することが重要となります。むくみを減らし、血流改善と、適切な気血を作ることが重要。あ、これは全てに当てはまるか…。
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中薬学ってなに?

フーフーです。中薬学って漢方と何か違うんですか?違いますね。同じなんですが、違います。細かいところから大きなところまで違います。いや、何が小さくて、何が大きいかもわからないくらい違うこともあります。まず、病名に対しての処方をすることは少ないです。基本的には、その病証に向けて処方します。体質に向けて処方する感じです。他には、中薬だけの治療は少ないです。ありすまが、整体治療や針治療もふくまれます。細かいところもいろいろあります。例えばこの生薬は、寒性と書いてあるので、体を冷やす作用が強いから気をつけてください。という感じです。ありますよね。薬剤師もそう言っているのを聞いた気がします。これは実際には温度のことではないです。ですから処方もちょっと異なることが多いかも。
爪疾患

お足がむくんで、さぁ大変!外反母趾から巻き爪まで。

お足がむくんで、さぁ大変!外反母趾から巻き爪まで。フーフーです。外反母趾と巻き爪でお困りの方がいらっしゃいます。どうすればいいですか。女性の方に多いですよね。あとはこれに魚の目やタコも加わって、痛くて歩けないとかも。これの原因は,ズバリむく...
ブログつれづれ養生訓

中国医学の診断四診は大切

中国医学の診断って、独特の方法があります。四診と言って望問聞切の4種類。これらは見る、問う、聞く、触れるで得られる情報をもって病気の原因を推測し、体質を見定めます。これって実は一つでもかけたらダメなんです。それはそれぞれ見ている場所が違います。体のどこに問題があって、それがどんな状態になって現在に至るのか。それは体の歴史であります。その歴史をみていくことで、治療方法も見つかります。たとえば舌。胃と連動しているようなイメージなんですが。ここ最近どの様なエネルギーを供給しているのかを表していたりします。あ、反射区と言われるのもその活用です。西洋医学の診断は、現象が出ているその部位を血液検査等で診断します。全くロジックが違います。もし、きちんと学ばれた中医の先生に診てもらう際には、どの様な四診を行ったかも注目してください。
倦怠感

加齢による筋力低下って

加齢による筋力低下ってフーフーです。加齢による筋力低下ってどうやって防げば良いですか。歳と共に筋力が低下する。あり得ます。しかし、全く衰えを感じないくらい元気な方もいらっしゃいます。何が違っているんでしょう。当たり前ですけど、食事と運動です...