2021-08

ブログつれづれ養生訓

中国医学の健康の秘訣、陰平陽秘って

こんな質問には、こう答えましょう。 “陰平陽秘” 人の体は、陰と陽が必要です。 そしてそれらは、常にバランスをとり平衡状態をとるものです。 この陰とは、肉体であり、血や津液。安定している落ち着きや安らぎの心です。 一方陽は、心や意識、気や向上心や欲の部分です。 もしその陰陽バランスが悪いなら、春はあるけど秋は無し、冬はあるけど夏はないと言った状態。すなわち四季がなくなります。 四季なくなると成長収蔵ができなくなり。人は1年草の様に枯れていきます。
老子道徳経

ネコのようにくらす-老子:第27章 寝てる姿からも学びを得るのじゃ

まだ失敗したことを後悔してるって? 知ってるか世の中には出来のいいもんと悪いもん。 賢いのとアホなんがおる。 出来のええもんは元々できたんちゃう。 出来の悪いの見て勉強したんや。 アホを見て、やめとこって思うから賢く見えるんや。 失敗があるから大きな成功があるねんで。
ブログつれづれ養生訓

三叉神経痛について中国医学で解説します

三叉神経って言うのが顔面部に流れていて、その部分に痛みが出る疾患なんですけど。 これは中国医学で言うと胃の経絡なんですよ。 そして、この胃の経絡に気血が流れ込みすぎてしまったときに発生します。 胃の経絡に気血が流れ込みすぎるパターンとは 1.食べ過ぎたとき 一度の食べ過ぎではならないと思いますが、ずっと食べ過ぎているときや、甘いもの、栄養価の高い物を食べ続けていると、胃の経絡もパンパン胃もたれになります。舌をみて、真っ赤、舌苔べったりの方は、一度胃を休めましょう。
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血管迷走反射性失神の原因を中国医学で考える

そして肝の中国医学の働きは、蔵血作用という血を蓄える働きと、疏泄作用という血を細部まで流す働きがあります。 先の筋が強張る現象が発生した時。あちこちで血流が悪くなります。 特に強張るとは、筋と関係が深く、五行学説でも解説したように肝とも関係があります。 これらが合わさると側頭部を走行している肝と関係深い胆経の血流が阻害され、眩暈が発生することがあります。 簡単に言うと、得頭部の血流が悪くなってめまいがするんです!
老子道徳経

ネコのようにくらす-老子:第26章犬とちゃう。わしのニャーは重たいで

みんなわかってくれんって? 重いもんは軽いもんの支えとなる。 静かなもんは騒がしいもんのリーダーになるんや。 騒いで、わめいてしてたら根本から失うで。 言うこと聞いて欲しかったら、黙って安らかにしててみ。 ほら、会議でもあるやん。 最後になんか一言ありませんか?ってやつ。 一言だけでみんな聞いてくれるで。
YouTube張仲景の言葉

HSP(Highly Sensitive Person)ハイリー・センシティブ・パーソンを中医学で解説

中国医学ではHSPに関して、同じような病症はないですが、原因として考えられることはあります。 それではまず、HSPの特徴を挙げてみます。 ①考えすぎる。ときに悪く思いすぎる。 ②過剰な刺激を受けやすい。物音、光、味、におい、触感、気候の変化、人の気等 ③共感しやすい ④人からの影響を受け、自分を見失ってしまいことがある ⑤心身共に疲れやすい。 ⑥自己否定が強い
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更年期?自律神経失調症?顔汗を中医学で改善する

汗というのは基本的に体に熱がこもって発汗となります。 一部例外もあります。冷や汗、脂汗です。これは身体の気の問題で出る場合ですね。この時は顔からだけではないので、今回は違います。 では、この顔汗。なぜ起きるのか。 答えは湿と熱によります。 まず発生条件として、体に湿が多い。浮腫ですね。特に皮下脂肪に浮腫があること。 さらにこの浮腫が、粘っこくなって痰と言われる状態になっていること。 この状態は血糖値が高いとかコレステロール値が高いという粘っこい浮腫であることです。 湿気とか寒気とかの外的要素によっても粘度を増すことがあります。エアコンとか雨の湿度も関係します。 外の気温が高くても濃くなり粘ることもありますね。
老子道徳経

ネコのようにくらす-老子:第25章晴れたらパトロールや、雨なら寝る。自然のまんまが一番。

パワーストーンどれにしたらええかって? それもええけど、もっとパワーアップできることあるよ。 それは自然のままに生きることや。 朝、草木とともに起きて。 昼は太陽の方見て働く。 夜はちゃんと風呂入って疲れ取ってから寝るんや。 それが自然とともに暮らすこと。 朝になったら元気になっとるで。
ブログつれづれ養生訓

足してダメならひいてみよう

ほんとそうなんですよね。 真逆のことも多いですね。 どれを選べば良いのか。答えは全部正解です。 立場を変えたり、時間や季節を変えたり、色んな条件によっては全て必要だったりするんです。 間違っていることといえば、無理強いは違うと思います。 いや、それも時と場合によっては必要か。 そうですね、必要です。
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立秋の過ごし方を中医学で解説

自然界の空は高く感じるようになり、次第に寒気が生じ始めます。感覚としては徐々に引き締まって来る。肥えるというのは、もちろん食べ過ぎもありますが、エネルギーが中に閉じ込められていくから、肥えてきます。 ポイントは、心を安寧にすること。 そして、刑を与えすぎないこと。 台風が来たり、ベクトルが変わるので気持ちもざわついたり、浮ついたりしやすいです。 安寧にすることを心がけます。