2022-12

ブログつれづれ養生訓

風邪にツボ

風邪にツボフーフーです。風邪ひきに効果的なツボ教えてください中国医学に風邪に効くツボってあります。風府とか風門っていうんですが。そのあたりを解説していきましょう。まず風邪の原理についてですが、中医学で一般に言われていることと、真実はちょっと違います。中医学では、風邪が外から入って、体に風邪症状を引き起こしなんていう風に言われます。今回はそれに沿ってツボを解説します。後頭部のツボ、風池。ここに風邪がたまると言われます。風邪をひいたときにここから固くなって、頭痛が出たり首が回らなくなったりします。このツボを目の奥に向かって、柔らかく解きほぐしてください。鼻水鼻づまりにも効果的ですね。肩甲骨の間のツボ、風門。風邪ひいて背中ガチガチって経験ないですか。この風門をマッサージしてみてください。とても効果的です。手の甲のツボ、陽谿。ここは咳止めに効果的ですね。お薬も良いですがツボも効果あります。
吐き気

舌の苔について

舌の苔についてフーフーです。舌の苔について質問を受けました。苔がベッタリついてます。病気ですか?とのことです。舌の苔は診断でもよく使いますね。舌診といいますが、そのときに苔もみます。診断の材料ですが、ズバリ、胃の消化状況を表しています。白くベッタリ苔でしたら、胃もたれ状態。胃酸も濃く停滞しています。ですから、あまり無理して食べない方がいいかもしれません。食べるのでしたら、糖質を控え、なるべく消化の良いものというイメージを持って食事してください。苔が黄色い。こんな時は胃熱状態と言いまして、胃酸過多でしたり、逆流性食道炎のような現象が出ているかもしれないです。カロリーの高いもの控える。お肉とかはやめたほうがいいでしょうね。苔がひび割れ、欠けてる。こんな時は、ちょっと胃の調子が悪いですね。なるべく休ませてあげる。消化のすごくいいものを中心に食べると言うところでしょうか。凄くびちゃびちゃ。水分過多ですね。飲み過ぎかなぁと思います。舌の苔は胃の調子を知るには、一番いい診断法です。
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冬のおすすめ呼吸法

冬のおすすめ呼吸法フーフーです。呼吸法っていろいろありますよね。冬におすすめの呼吸法ってあるんですか?呼吸も目的を持って行うと非常に効果的です。肺呼吸ですか?腹式呼吸ですか?ちょっと違います。冬というのは皮膚が冷えて皮膚呼吸がしにくくなる人もいます。そして多くの方は、手足が冷えて内臓に血が集まります。さて冬の呼吸法。これを活用します。内臓脂肪燃焼呼吸です。まず、大きく息を吸って吐きます。全部吐きます。次のその勢いでお腹をボコッとへこまします。胸に気を集める感じになります。この状態でお腹をのの字にマッサージします。柔らかくなるまで頑張ってください。これを冬に行うと内臓にたまった脂肪の燃焼や便秘にも効果的です。
頻尿

菊芋の効能

菊芋の効能フーフーです。リクエストきました。菊芋の効能を教えてください。菊芋。お好きな方にはたまらない芋です。漢方的には、平性で甘味と言われます。脾経と腎経に帰経します。主の効能は利尿と清熱。あと解毒。とても良いですね。どう良いかというと、身体の毒素を尿で出すことが出来ます。ですから、コレステロールが高い方。浮腫が多い方。熱が多い方。血糖値の高い方。非常に有効ですね。昆布と菊芋の煮物なんてとても良いと思います。
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アロマとツボ療法

効果的であり、効果が少ないというのが答えになりますね。こういう状態だったら効果的というのは、できものが皮膚に出来てそれのケアがたまたまツボに関係するところにあると非常に効果的です。それ以外にはないかというと、鍼やお灸にはツボ一点に使用するのは負けますね。しかし、経絡に使用するとものすごい効果的です。経絡を流すことも出来るし、経絡を通じて気を補うことも出来る。さらに経絡が滋養している皮膚や筋にも影響を与えることが出来ます。内科疾患から外科疾患まで、非常に素晴らしい結果を出せます。そのためには経絡をしっかりと勉強することが必要です。そして、漢方理論としてアロマを学ぶことも必要です。あと、最も大切なのが診断を学ぶことです。勉強がいりますが、楽しいですよ。
こむら返り、足のつり

冬が来たからした方が良い運動。

だんだん寒くなってきましたね。夏には夏の運動方法。冬には冬の運動方法があります。さらに体質によってのおすすめ運動もあります。ちょっと紹介していきましょう。・インナーマッスルを鍛えて内臓脂肪を燃焼させよう冬は内臓脂肪を燃焼させる時期です。プランクを頑張って。脂肪燃焼です。体幹トレーニングの王様ですよね、これ。手を握って、肩から足先まで真っ直ぐ板にする。後は頑張る。・スクワットで貧血改善。これは大切。スクワットですね。顔正面に向けて、背筋も伸ばせるだけ伸ばす。これは貧血改善です。頑張ってください。
痺れ

手足のしびれについて

しびれは、一言で言えますが、実は細かく症状が異なります。・指先の痺れで、先端のチリチリする痺れの方。この場合は、貧血のため、心の血を流す働きが弱いため。これらでしたら両手に出ます。片手だけだと頸部から腋下に浮腫やしこりがあってそのために流れないこともあります。・一本もしくは数本の指だけ痺れる場合この場合は経絡で考えます。親指、人差し指なら肺の経絡。小指なら心の経絡。・手のひらや足の裏が皮が分厚くなったような感じで痺れるこれは、浮腫が発生している場合。薬等で血の質が変わった場合などに多く発生します。・足だけの痺れ。坐骨神経痛や腰椎の疾患を考えることも多いです。また、浮腫が原因の場合も結構あります。・膝周辺の痺れ腹部の特に下腹部の疾患を考えます。時には狭窄症などで、腰椎の疾患も絡んできます。一言で痺れと言っても、漢方薬だけでも何十種類にもなります。きちんと診断しないとなかなか改善しませんね。
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中国医学の免疫力アップ

一般的には気力アップで、抵抗力に似たもので衛気と言うのがあるのですが、それを増やします。そのためには脾臓を強くする必要があります。ツボをおしたり、脾臓を強くするサツマイモや、そばを食べたり。あともうひとつの方法もあります。邪やウイルスが入ってきたときに追い出すと言うことも重要です。その方法は、発汗、利尿、排便です。発汗は汗をかくと言うことで、邪気を追い出します。風呂でも良いし、マッサージでも良いです。利尿に関しては、腎を強くするのですが、腎に流れていく血流も良くないと問題が発生します。適度なウォーキングも重要です。そして最後に排便して邪を追い出すと言う方法です。風邪の初期段階ではとても重要です。食を安定させ、きちんと排便できるようにお腹マッサージや、ツボ押しが有効です。これらをきちんと行うと病気になりにくい体質が作れます。