2022-11

YouTubeつれづれ養生訓

漢方が飲みやすいのは身体に合っているから?

漢方が飲みやすいのは身体に合っているからフーフーです。漢方薬って美味しいと感じたら身体に合っているって本当ですか?美味しい漢方薬とそうでないのありますね。どう違うのでしょう。漢方の考え方に大きく分けると2種類あります。補と瀉です。補は栄養を補うもの。瀉は流してデトックスとなるものです。味で言うと補う補の漢方は、補いたくもっと飲みたいとなるように美味しいのが多いです。瀉の方は、オエッとなるものが多いのは、出したいから当然の味になります。漢方の種類で2つにわけて考えるのも楽しいです。
頭痛

人に心を乱されないように

この時期焦りやイライラ、人によって表現は違いますが、感情の爆発なんかが多いですね。外が冷えると汗も出なくなるように抑えつけられます。感情も同様で、抑えつけられもんもんと。そして足の冷えが、のぼせへとつながり、顔もほてるが感情も火がつきます。表現的には、そうじゃないよとか、わかってない、イライラすると言う表現が生まれがち。一言言わなきゃ気が済まないというタイプになります。で、同じことが自分にも多かれ少なかれあるんです。そんな時にそうでないのに自分に向けられてる気がして、イラッときたり。大丈夫です。そんなに相手は攻撃しようと思っていません。自分のガス抜きすれば良いだけ。かっこ悪い人の悪口、愚痴よりも。秋の紅葉バックに深呼吸してください。心を平らに和やかに。
突発性難聴

メニエール病を考える

フーフーです。メニエールで困ってますと相談いただきました。耳が聞こえないとも言ってました。はい、メニエール病ですね。めまいで大変ですよね。さらに難聴ですか。これ胃の経絡の疾患と思います。他にもあるんですが、大きく陰陽に分けます。陰の状態は一般的なメニエール。回転性のめまいを伴うやつです。貧血のケースもあるし、頭に浮腫が多いときも陰のタイプです。寝起きに発生したりします。そして陽のタイプのメニエール。食べ過ぎ、高血圧などが原因で、頭にのぼせが起こりめまいになります。疲れてきたとき、食べ過ぎたときなどに起こりやすいです。あと、原因不明と思われているのも、こちらに多いです。それは、足が冷えて、冷えのぼせが発生したときですね。特に胃の経絡が冷えたとき、今回のようなメニエールが出ます耳も胃の経絡が通ってます。その経絡が熱を持つと突発性難聴状態になり、聞こえなくなりめまいもすることがあります。
パニック障害

寒くなっておこる季節性パニック症状

寒くなっておこる季節性パニック症状フーフーです。ここ最近、パニック症候群のような症状の相談があるんですが、寒さとかと関係ありますか?寒さとパニックですね。ありますよ。特に初冬に多いかも知れないです。まず、パニック症候群のメカニズムですが、胃を中心としたエネルギーが上逆するという状態。イメージは逆流性食道炎と似ています。胃の経絡内の気血がとても多い状態で経絡に流れ注いだのが、心経を刺激するとパニック症候群になります。さて、この時期のパニックですが。外が寒くなってきたので、皮膚が冷え固まってきます。そして足も冷えてきた。すると胃に熱がこもります。そして胃の経絡を通じて気血が上逆があります。この時は腰まわりも、身体の芯が熱いので内属脂肪が溶けて浮腫になることが多いですこの胃の経絡が腎に連絡しようとするが浮腫によって血行不良。すると不安という腎に関係する精神状態が発生します。そして上に上逆。心が興奮。しかし外が寒くて皮膚から出れない。出口がないので、精神的にもすごく不安定になります。これがパニック症候群となっていきます。対策は発汗と足の浮腫とり。とても大切です。
乾燥肌

冷えからの帯状疱疹や、湿疹など皮膚炎に注意

冷えからの帯状疱疹や、湿疹など皮膚炎に注意フーフーです。身体が痒いし、赤くもなってます。むむむ、なんだこれ多くなってますね。冷えからの皮膚炎。人だけでなく、動物も多いみたいです。どうしても寒くなると皮膚の血行も悪くなります。そして足も冷えやすい。すると気血が身体の中に集まってしまいます。それが出口を求めて身体を巡ると痒くなります。出口が見つかると、発疹が出たり、湿疹が出たり。今、帯状疱疹やアトピーが出る方もいらっしゃいます。対策の方法としては、暖かい格好をすること。これが最も大切です。そして、風呂を活用すること。ぬるめからだんだん暖かくして、長めに芯までぬくもってください。あと、熱を生む物を食べ過ぎないように気をつけてください。中からあふれ出ているので、保湿クリームなどでは別のところに移動するだけなので注意が必要です。
喘息

猫アレルギーを考える

はい、猫アレルギーの仕組みを考えてみましょう。ポイントは3つです。・におい・毛・虫1つ目の臭いですが、アンモニア臭や猫臭が喉の粘膜や皮膚に影響を与えます。湿熱壅肺や寒痰壅肺です。イメージは、喉の粘膜が浮腫んで腫れてしまうために、急に呼吸がしづらくなったり、皮膚呼吸が低下して咳が出たり。ひどくなると発熱や炎症状態になります。もともと喉に浮腫などが多い方が、春から秋にかけて発生しやすくなります。2つ目の毛ですが、皮膚に浮腫の多い方に猫の毛や猫に触れられると、静電気が走るように皮膚に気が流れてしまうことがあります。その場合に腫れや痒みを発生することがあります。一度気がその部位に集まり出すと堰を切ったように流れ腫れることがあります。3つ目の虫ですが、野良猫さんに多いかも知れないです。虫による刺激で皮膚が腫れ、炎症が起きることがあります。このような条件があるのですが、浮腫が多い体質であること。体内に熱がこもっている状態であること。季節、天気などが合わさって発生することが多いです。もちろんこの体質にも、相性があって反応しやすい人とそうでない方があるのは西洋医学と同じです。対策として、発症した場合、漢方薬で治療をしたり、洗剤で皮膚の洗浄をしたりいろいろあります。それと発症しないように浮腫を軽減させるよう体質改善も必要です。ちなみに漢方なら麻杏甘石湯や藿香正気散などを使いますが、医師や薬剤師さんにご相談ください。前もって飲んでもダメですよ、念のため。それと秘策ですが、猫の体質を改善すると言う手もあります。全ての猫に出来るわけではありませんが、少食にして身体からの分泌臭を軽減させる。入浴等で抜け毛を減らし体臭を減らす。お試しください。
突発性難聴

麻痺を考える

これも陰陽で考えます。中国医学は全て陰陽。陰のタイプは、気血の虚から。血が流れなくても麻痺になります。痺れがきれたと言うのと同じ原理。気が流れなくても、無力で麻痺になります。寒邪が入ってとか、湿邪のためにとかで気血が流れなくても麻痺になります。陽のタイプは大きく分けると瘀血と内風、あ、痰というのもありますね。。熱が多いとか、陰気陽気が少ないとかで瘀血が生じます。はじめは気滞からでしょうか。そこから瘀血、痰が生まれます。これが脳に出来ると大変です。全身麻痺になります。一番問題なのが、内風。熱によって発生することが多いです。日によって程度が変わったり、移動したりするのが特徴です、いろいろ原因があるので、治療もツボ治療、漢方。いろいろ使います。