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あったかくなってきたのに起きる冷え性
あったかくなってきたのに起きる冷え性
フーフーです。冷え性は冬だけじゃないみたいですね。今の時期も冷え性あります。なんで?
中医学では、季節に関係なく、非常に冷え性のある人や手足が冷たくなる人ありますね。このような症状は、腎、脾、肺の虚弱によって引き起こされる可能性があります。これらの臓器は、体内の物質を動かす役割を果たしており、非常に重要な役割を担っています。
まず、腎は体内の水分調整に関与しています。腎弱くなると、体内の水分が余分にたまり、浮腫を引き起こす可能性があります。浮腫は、足や手、腰がむくみます。これによって、血流が悪くなり、手足が冷えたり低体温になったりすることがあります。
また、脾は食べ物から栄養素を吸収し、体に必要なエネルギーを生み出します。もし脾が弱くなると、消化能力が低下し、栄養素や気が不十分になり、手足の冷えや低体温を引き起こす可能性があります。気虚っていいます。さらに、脾は水分を制御することもできます。昇清作用と言って水分を上にあげるんですが、これが弱くなります。すると浮腫がおき、手足の冷えや低体温が発生する可能性があります。
最後に、肺は体の気を制御するために必要な臓器です。肺が弱くなると、呼吸が浅くなり、体が十分に酸素を得られなくなります。これによって、手足が冷えたり低体温になったりすることがあります。
そこで、手足の冷えや低体温を改善するためには、腎、脾、肺の機能を強化することが重要です。これには、食事の改善、漢方薬、鍼灸、マッサージなどが効果的です。一言で言うと血行良くして下さいです。あと足元冷やさないでくださいね。

春は肝の季節
春は肝の季節
フーフーです。
春の健康管理について、食事や運動、ストレスなどの面から教えてください。
**春は身体の浄化と調整の時期**
春の季節は、寒い冬から抜け出して新しい始まりの季節です。そして、肝臓を始めとした臓器や組織の働きにとっても、とても重要な時期です。
中国医学では、肝臓は五臓のうちでも最も大切な器官とされています。肝は、血を蓄え、怒りやストレスなどの感情をコントロールする働きを持っています。そして、春の季節が肝の「季節」であり、肝の働きを最大限に活かすためには、食生活や生活習慣を見直す必要があります。
まず、食事。春は気の季節なんで、清涼な食材や爽やかな味覚がぴったりです。新鮮な野菜や果物、春の香りがするハーブなどを積極的に取り入れ、肝臓をいたわりましょう。また、春は身体を浄化する効果がある、野草や薬草の旬でもあります。例えば、タラの芽、春菊、山菜、ウコンなどの食材は、肝臓の働きを活性化すると言われています。
運動についても、春は大変適した季節です。気持ちのよい風や陽気な日差しをたっぷり浴びて、体を動かしましょう。汗をかくことで、身体の老廃物を排出し、代謝を高める効果が期待できますね。
最後にストレスについてです。春は不安やイライラが生じることが多い季節でもあります。また、肝臓は感情を制御するための器官でもあるため、ストレスがたまりやすい季節でもあります。ストレスを感じたら、ゆっくりと深呼吸をしたり、好きな音楽を聴いたりして、しっかりとリラックスする時間をとることが大切です。
春の季節は、身体を浄化し、健やかな状態に整える絶好のチャンスです。肝臓の働きを高め、健康的な生活を送りましょう。

胃の経絡を整えよう
フーフーです。
寒さ苦手です。何か良い方法を教えてください。
新年迎えて、寒さもこたえやすいですよね。
こんな時に必要なのは胃の経絡を整えること。
これ大切です。
特に重要なのは、膝下からの部分。
胃の経絡は顔から腹部、太もも、膝からすね、足首へと流れます。
この足が冷えることによって、胃の経絡疾患が発生します。
胃の経絡の疾患というと、冷えが発生したり、胃の働きも低下して胃腸風邪となることもあります。
あと、冷えのぼせ。顔にでるとホットフラッシュみたいになりますが、人によっては鼻水や頭痛、歯が浮いたり、耳鳴りもあり得ます。
ここでケアすべきは足の冷え。
膝から下を毎日お風呂でマッサージ。
特に足三里のツボは大切。
日中、足首を動かしてすねの部位のストレッチ。
ぜひお試しください。

舌先が痛い
いろいろわかりますよ。
舌の痛みってよく起きる人はしょっちゅう起きます。
部位によってその原因も変わります。
例えば舌先。
この部位は心や肺に関係があります。
例えば風邪をひいたときとか、気管支炎、動悸があるとか。
サイドが痛いとき。
体に炎症が起きているときもあります。その時は熱い物食べるとなお痛いとか。
肝の疾患とか考えられます。
中医学的には肝火上炎とかです。
つめたいものでチリチリするときには、肝鬱気滞といいます。

痩せてるのに中性脂肪が高いって
フーフーです。
こう見えても痩せてるのに中性脂肪が高いんですよ。
なぜ?
痩せているのに中性脂肪が高くて、お困りの方いらっしゃいます。
なぜそれが発生するのかをお話しします。
「中性脂肪が気になる方へ」というキャッチコピーがすごく印象に残る中性脂肪です。
もちろん中性脂肪が高い方は食に問題がある方も多いです。
それなら本来は、全体的に太りやすいですが、痩せ型なのに中性脂肪が高い方もいらっしゃいます。その原因は次の感じです。
1.糖質や動物性の脂質が多すぎる食事が多すぎる方
2.運動をしない、エアコンなどが常時かかっている、等で、汗をかく機会が少ない方という場合、皮膚表面には血行が悪く、皮膚も固いままで栄養があまりされていない。

夏はいびきと無呼吸症候群の出やすい時期
いびきは、鼻奥の浮腫が関係あります。
鼻奥の浮腫が発生するのは、
・飲みすぎ
・ビール等の飲みすぎ
・体温が高い
・手足の浮腫や冷えから頭に熱が多い
・枕が低い
・雨や低気圧のため
等があります。
無呼吸症候群も同じ原理で発生します。
対策として大切なのは、寝る前に水分を摂り過ぎないこと
頭部、胸部の浮腫や脂肪を減らすこと
枕を高くしておく。
等が有効です。

エアコンがどう体に悪いかを中国医学で解説する
エアコンが体に悪影響を与えているんでしょうね。
どんなことが体に起きているか、解説していきましょう。
1.皮膚が冷えて固くなっている。→皮膚が冷えて→皮膚が血行不良
皮膚の冷え性。触ってもつめたく感じます。血行不良のために痒みが出たり乾燥がでることがあります。手首、足首から先の部位で固くなってきて、ばね指や関節の変形、リウマチの原因となることがあります。
→一般的には倦怠感になりやすいです

病は気からって?
そうですね。気の持ちようによって大きく変わりますが。
中国医学で言う”病は気から”というのは少し異なります。
病気になる順番で、まず気からはじまり、血、経絡、腑、蔵と進行していきます。
ここから病は気からスタートしますという言葉になります。
気には次の働きがあります。
・推動作用…いろんな流れをうみだす
・温煦作用…熱を生み出す
・防御作用…自律神経を調整するようなイメージ
・固摂作用…いろいろ漏れ出さないように固めてくれる
・気化作用…熱を冷ましてくれる

運動後の筋肉痛について、中国医学で解説します
1.運動していてその日に痛くなってくる方
長時間にわたる運動、例えば山登りなど。だんだん痛くなってきて動けなくなってくることがあります。乳酸が溜まってきたり、コレステロールが高い方などが筋の中でだんだん血流が悪くなり、停滞してしまって発生します。
⇒対策としては、途中や運動終了後、筋が柔らかくなるようにマッサージが必要です。
2.運動していて2日後に痛くなる方
当日は平気ですが、1日開けて2日後に痛くなる方もいらっしゃいます。
これは、脂肪と関係があります。脂肪が運動によって適度に溶けて血流が良くなってきた。

ちょっと便利な風邪の時に使えるツボ
風邪かなと思ったときに効果的なツボについて教えてください。
はい、風邪というのは、外から邪気が入ろうとしている状態です。
だから治療の原則は、外に出ていってもらおうという感じです。
それに関係するツボもあります。