中医師 今中健二

ブログつれづれ養生訓

歯の黄ばみ

歯の黄ばみ フーフーです。 歯のお悩みについてです。 歯が黄色くなるのはなんでですか? 加齢とかいろいろ言われますね。 歯の疾患に関しては、分泌液の問題と関係することが多いです。 まず、いろんな分泌液ですが、中国医学では津液としてまとめてし...
めまい

冬の目眩

冬の目眩 フーフーです。冬に目眩って出やすいですか? ありますね。目眩は一年中ありますが。冬にも冬目眩があります。 これは寒さと関係があります。 冷えてくると皮膚が固くなり、血行不良が生じます。 すると皮膚は冷えて、中は熱いという現象が生ま...
物忘れ

物覚えと物忘れ

物覚えと物忘れ フーフーです。 最近物覚えも悪くなってきた。いやそれだけじゃない。物忘れも激しいぞ。 物覚えと物忘れ、これは体の状態とも関係あるかも知れないですね。 もちろん覚える方法とかもあるからそれだけではありません。 しかし体からくる...
冷え性

アンチエイジングを考える、私にあった運動は?

フーフーです。運動しようと思うのですが、何が体にあっているでしょうね。テーマはアンチエイジング。 運動にはいろいろな身体にいい効果もあります。 1.温熱効果…運動すると体も温まります。 2.呼吸によるデトックス効果…口呼吸と皮膚呼吸で体内の...
ブログつれづれ養生訓

初冬の腰痛

初冬の腰痛 フーフーです。腰が痛い方増えてきました。冷えてるからですかね。 冷えると腰が痛い。まぁ、あり得ますが、それだけではないですね。 スタートは冷えでも、いろんな経緯から腰痛につながってきます。 1.腰の脂肪が冷えたケース 腰を触って...
突発性難聴

耳の疾患なぜ起こる

耳の疾患なぜ起こる フーフーです。耳がだんだん聞こえにくくなったり、難聴や耳鳴りってなんで起きるんですか?やっぱり腎臓ですか? 腎臓と耳は少し違います。いや、違うというか関係あるんですけど、腎臓が弱いから耳が悪くなるとはつながらないですね。...
頭痛

風邪ひき注意!暖かい日のあとの急な冬日

暖かい日のあとの急な冬日 フーフーです。 暖かい日が続いたと思うと急な冷え体調が心配です。 これ一番体調崩しやすいです。 暖かいとは言え汗がしたたるほどではないので、体に浮腫が生じます。 のども渇きやすいので、水分とりすぎもあるかも知れない...
吐き気

体質セルフチェックで何を食べたら良いかを知ろう

体質セルフチェックで何を食べたら良いかを知ろう フーフーです。いろいろお腹の空いてくる時期になりました。 何を食べると良いのか、アドバイスあると嬉しいです。 もちろん人によって何を食べるとよいかは違います。 では体調のセルフチェックと食べたら良いものの説明をしていきましょう。 セルフチェックはいろいろありますが、今回は舌診で。 ・白い舌苔が多い方 消化力が落ちています。糖質制限や軽く食事量を減らしてもいいかもしれないですね。 ・黄色い舌苔が多い方 胃熱も多く逆流性食道炎も起こしやすくなっています。食事を減らすのはもちろんなんですが、胃熱をさましてくれるサラダとかが良いと思いますスムージーとかも良いですね。 ・舌苔がびちゃびちゃ 水分過多ですね。歯形がついているとなおさらです。水分減らす食事が良いですね。そばとかサツマイモはいかがでしょう。 ・舌にひびや筋がある 臓腑の気力不足の可能性が高いです。ポタージュスープやおみそなどの発酵食も良いと思います。 ・真っ赤な舌 熱が多いです。肉やお酒、甘いものは減らした方が良いです。 ・白い舌 貧血傾向が強いです。厚めの舌なら水分減らして、薄めの舌なら緑黄色野菜などを増やしてみましょう。
こむら返り

酸化と抗酸化

酸化と抗酸化 フーフーです。 体が酸化するってどういう状態ですか。 酸化の原因には、いろいろな種類があります。 ですから抗酸化にも適応する方法が、それぞれに合わせて必要となります。一応にこれは抗酸化に良いと言われても効果無いときがあります。 さて、その酸化にはどの様な種類があるのでしょうか。 ・糖質が多い。 糖の持つ特徴の1つの粘性。これが増しますと体内でも酸化が起こりやすくなります。 この場合、水分の摂取も有効となることがあります。 ・疲労により酸化 疲労により気の働きが低下して発生。 マッサージなどが効果的、入浴による温熱マッサージ効果も同様です。 ・冷えによる 特に皮下や下腿に発生しやすいです。温まる感じのマッサージも有効です。 ・浮腫によって血行不良 これは利尿を促すことが重要です。特に腎、膀胱経を通りをよくしてください。 ・気血の巡りが悪い 運動しない、冷える環境にいる。太陽に当たらない気力不足など様々な要因があります。それぞれにあった対策が必要です。 ・陰虚による。 加齢やオーバーワークによって生じた陰虚。こちらも酸化の原因となります。 滋陰することが必要。漢方、鍼灸をおすすめします。 酸化も適度に必要。何事もバランスをとって元気に暮らしましょう。
痒み

顔面の麻痺を考える

顔面の麻痺を考える フーフーです。 顔面麻痺ってなぜ起きるのですか? 顔の麻痺って突然起きて、なかなか治りにくくなる疾患の1つです。 原因には次のようなものがあります。 ・気血が多すぎて痛みを伴う麻痺 食べ過ぎや炎症により、気血が熱を持ち顔に流れ込みすぎて発生。特に胃の経絡に多く流れ経絡に沿って発生することが多い。ひどいときには顔全体が腫れてしまうこともあります。 →食養生も必要。急激に断食などをするのではなく、熱を生まない食事に変えていくことが必要です。 ・臓腑に急性の疾患がある場合 特に消化器系の疾患がある場合、その部位に気血がとられ顔面部に血が流れなくなって発生。この場合は痺れを伴うことが多いです。 →まずは臓腑の治療が優先。 ・顔面部の皮下が固くなって起きる ウイルス等の呼吸器系の疾患で、皮膚表面に気血が栄養出来ず発生。 →こちらも呼吸器系の治療が優先。 ・体の浮腫から発生。 胃の計画のどこかに浮腫がある場合。そこに気血が流れこみ内風を発生。内風とは気の流れを混乱させるもの。この内風が胃の経絡を上逆して引き起こします。 西洋医学的に原因不明と言われ、治療対象化見つからないために長期化することがあります。脳梗塞もこれからくることがあります。 →中国医学的な診断必要。十二指腸あたりや子宮、大腸あたりの浮腫の可能性が多い。漸進的な経絡の流れをよくすることが必要です。漢方より按摩マッサージの方が効果良いです。 ・湿、冷えからの麻痺 顔に冷え、湿気がはいって皮脂が固くなってしまって発生する。この冷えとか湿は一般的には外気や外邪を指すが、ウイルスもあります。また、アレルギーの薬などで引き起こされることもあります。 →患部のマッサージケアが必要。顔から汗をかかせることも大切です。運動、入浴活用してください。ホットパックも効果的です。 原因は必ずあるのですが、きちんと対処せずに放置すると特に浮腫からの場合は長期化してしまいます。