中国医学の健康の秘訣、陰平陽秘って
フーフーです。
陽と陽は中国医学で大切と言うことは理解しました。
では、健康の極意はなんでしょうか。陰陽を用いて解説してください。
と言う謎かけが来ました。お願いします。
こんな質問には、こう答えましょう。
“陰平陽秘”
人の体は、陰と陽が必要です。
そしてそれらは、常にバランスをとり平衡状態をとるものです。
この陰とは、肉体であり、血や津液。安定している落ち着きや安らぎの心です。
一方陽は、心や意識、気や向上心や欲の部分です。
もしその陰陽バランスが悪いなら、春はあるけど秋は無し、冬はあるけど夏はないと言った状態。すなわち四季がなくなります。
四季なくなると生長収蔵ができなくなります。人は1年草の様に枯れていきます。
生長収蔵とは、人の体でも新しく生まれ、成長し、栄養を収め、その栄養を使って新たなエネルギーを蔵する(発酵熟成させる)という、ライフサイクルです。
それがあるから新陳代謝を行えます。
ですから、私たちは陰陽を和にする必要があると中国医学の古典では説かれます。
ん?和とは、何をイメージしますか?
平和?調和?
この和とは、大昔の聖人が行っていることを指します。聖人は知恵を持った賢人を超えるもっと素晴らしい存在の方。そして、その聖人は自然と和することにより、いつまでも健康で立派な人でいられます。
だから聖人。知恵で無理矢理に調整することはありません。
自然に、いや、自然と和すること。もう存在が自然です。
それには陰平陽秘。
・陰は多すぎず少なすぎず、平が最高。どの内臓が強い弱いではない。全ていい感じバランスがとれてる。
食事も体のバランスがとれるように、することが大切。
・陽は、欲もあるので、勝手にあふれるから秘めておくように。
ある程度の年齢になると、欲を潜めて、エネルギーも自粛、言葉も外に出しすぎない。これが秘といいます。
それを陰平陽秘。
これが出来たら、精も神もきれいにコントロールできます。
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