血管迷走反射性失神の原因を中国医学で考える

血管迷走反射性失神の原因を中国医学で考える

フーフーです。
自律神経の乱れなのか、迷走神経反射による失神が起きました。
いつ起きるか不安です。原因を教えてくださいという質問が来ました。
教えてください。

血管迷走反射性失神というのは、緊張やストレスなどで発生する血圧の低下、脈拍の減少などで一時的に意識を失うこと。頻繁に起きるようでしたら、不安ですよね。
これはなぜ発生するのか、中国医学の切り口で説明いたします。

中国医学の基礎理論に五行学説と言うのがあります。
木火土金水の五つで。この木のグループに肝があります。
こう言うグループ構成になります。
木ー肝ー胆ー筋ー目ー怒るー魂
この筋というのが一つのキーワードとなっていまして。
痛みとか、精神的な緊張状態が発生すると体に緊張が走り、筋が強張ることがあります。
びっくりして体が動かなくなったり、震えが出たりするやつです。

そして肝の中国医学の働きは、蔵血作用という血を蓄える働きと、疏泄作用という血を細部まで流す働きがあります。

先の筋が強張る現象が発生した時。あちこちで血流が悪くなります。
特に強張るとは、筋と関係が深く、五行学説でも解説したように肝とも関係があります

これらが合わさると側頭部を走行している肝と関係深い胆経の血流が阻害され、眩暈が発生することがあります。

簡単に言うと、側頭部の血流が悪くなってめまいがするんです!

また、肝の五行学説グループの中にがあります。
これも緊張して閉じ込められる状態となり、失神へとつながります。

さらに内科的な視点も入れるとコレステロールが高い時や乳酸が多く分泌している時には、この状態が発生しやすい傾向になります。
血液サラサラの状態に体質改善を行ってください。
例えば食べ物なら、動物性の脂質を減らすとかですね。

中国医学の肝の説明の動画はこちら

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