中国医学の治療の考え方~治病求本~
フーフーです。
西洋医学と中国医学で大きく違うところに治病求本というのがあると聞きました。解説お願いします。
治病求本。これは大切な考え方です。
”原因から考えて、病気の原因を治すことを中国医学では大切にしているんです。”
と言うことなんですが、ちょっと奥が深いかも知れないです。
たとえば、立ちくらみという症状があったとしましょう。
西洋医学でも治療法はいくつもあると思います。
中国医学も同様です。
1例として、その患者が西洋医学で婦人科からのホルモン分泌の問題で、考えることがあったとしましょう。
中国医学では、全体を診断し同じように子宮の気力不足だという診断になっても、ここで級の気力アップの漢方を処方したりするとダメなんです。
なぜ子宮が弱くなったかを考えます。例えばそれが浮腫から、圧迫されて気力不足なったとするかも知れないです。
何で浮腫が出たんだ?と言うのを次に考えます。
脾臓が弱い、水分とりすぎ、あせかけてない、心気虚…などとさらに深掘りしていきます。
さらに水分とりすぎだったとして、その原因も考えます。胃が荒れててのどが渇いて仕方ない状態で、飲みすぎているなら、胃を治すこと。
すると結果、立ちくらみを治すのに、胃をケアする漢方をベースに子宮を補う漢方を加えて処方したりします。
これが治病求本という考え方です。
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