病は気からって?
フーフーです。
病は気からって、気持ち大事ですよね。
そうですね。気の持ちようによって大きく変わりますが。
中国医学で言う”病は気から”というのは少し異なります。
病気になる順番で、まず気からはじまり、血、経絡、腑、蔵と進行していきます。
ここから病は気からスタートしますという言葉になります。
気には次の働きがあります。
・推動作用…いろんな流れをうみだす
・温煦作用…熱を生み出す
・防御作用…自律神経を調整するようなイメージ
・固摂作用…いろいろ漏れ出さないように固めてくれる
・気化作用…熱を冷ましてくれる
病気の初期というのは、これらの機能からおかしくなっていきます。
たとえば推動作用が病気になると、流れなくなります。食べた物が流れなく胃もたれとか。凝りとか冷えとか。
温煦作用や気化作用がおかしくなると発熱や極度の冷えなどですね。
これが気の流れが悪くなり、次に血に影響が出てくると血も流れないから血栓ができたりします。血栓ができないまでもだんだん臓腑に流れ込む血が流れなくなってくると、臓腑も病気になっていきます。
という順番のスタートが気からなんです。
気の段階で治療を行うと治りやすいし、後遺症もほぼ残らないので早期発見が必要となります。
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