膀胱炎はなぜなるの?

膀胱炎はなぜなるの?

フーフーです。膀胱炎の相談来ました。

膀胱炎と聞くと「細菌が入ったから」と思う方が多いですが、中国医学では少し違った視点を持っています。実は、体の内側に生まれた熱が根本の原因となることが多いのです。

○胃の湿熱から起きる膀胱炎
もっとも多いタイプは、胃に湿熱がこもっている場合です。食べ過ぎや脂っこい食事を続けていると、胃の消化力が弱り湿熱が発生します。この熱が胃経を通じて下行し、膀胱に影響を与えて炎症を生じるのです。ヘルペスやカンジタといった菌の影響も、実はこの胃経のルートを介して症状が膀胱に現れるケースと理解できます。

○肺からの影響
冷えで皮膚が固まり、汗をかけなくなると気血の出口が塞がれてしまいます。すると熱が体内にこもり、出口を求めて膀胱に集中するのです。その結果、膀胱炎として症状が現れます。単純な「冷え」ではなく、冷えが原因で熱が閉じ込められた結果の膀胱炎という点がポイントです。

○肝胆の経絡が関与するタイプ
過労や精神的ストレスが続くと、体に「内熱」が生まれます。この熱は肝胆の経絡を通じて下行し、膀胱へ到達して炎症を引き起こします。オーバーワークの後に膀胱炎を繰り返す方は、このタイプに多いと言えるでしょう。

○養生と治療の工夫
膀胱炎を繰り返す方は、単純に「腎・膀胱の病」と決めつけるのではなく、原因が脾胃なのか、肺なのか、肝胆なのかを見極めることが大切です。古くは「車前草(シャゼンソウ)」が利尿と清熱の作用をもって膀胱炎の改善に用いられてきました。

○食養生
胃熱タイプ:苦瓜、セロリ、緑豆スープで清熱。
肺の冷えタイプ:生姜入りの温かいスープで皮膚呼吸を回復。
内熱タイプ:菊花茶やミントで肝胆を清める。

○まとめ
膀胱炎は単に「菌が入ったから」ではなく、体の中に生じた熱がどの経絡を通じて膀胱に集まったのかを見極めることが重要です。熱の原因がわかれば、食事・ツボ・生活習慣で根本的な改善につなげることができます。

 

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