逆流性食道炎

フーフーです。逆流性食道炎はなんでなるんですか?

逆流性食道炎は、現代では珍しくない病ですが、中国医学の視点からみると単なる「胃酸過多」ではなく、いくつかの原因が絡み合って起こる複合的な疾患です。
・胃熱による逆流
まず多いのが「胃熱」。脂っこい食事や食べすぎ、甘いもの・アルコールなどで胃に余分な熱がこもります。この熱は上へと昇る性質を持つため、胃の内容物とともに食道へ逆流し、胸焼けや酸っぱい逆流感を引き起こします。
・浮腫による通路の狭窄
次に「浮腫」。胃の出口にあたる十二指腸がむくむと、食べ物の通り道が狭くなります。その結果、胃の中に食物や水分が停滞し、圧力が高まって逆流が起きやすくなるのです。梅雨時や水分摂りすぎの人にも多いタイプです。
・皮膚の冷えと発汗障害
皮膚が冷えて汗をかけない体質の人も要注意。発汗が滞ると、体内の余分な熱が発散できず、胃に熱がこもりやすくなります。その結果、胸のつかえや逆流の不快感につながります。夏でも冷房で冷やされて汗が出ない方に多く見られる現象です。
・肝の熱が脾胃に影響
さらに「肝の熱」も逆流性食道炎の原因のひとつです。精神的なストレスやイライラによって肝に熱がこもると、その熱が脾胃に伝わり、消化機能を乱して逆流を助長します。ストレス社会では見逃せないポイントです。
・養生法の工夫
食養生:脂っこいものや甘いものを控え、蒸し野菜やおかゆなど消化に優しい食事を。山芋やれんこんは胃を癒します。
運動養生:食後すぐの激しい運動は避け、軽い散歩で胃気を下に降ろす。
ツボ養生:
・中脘(ちゅうかん):胃の機能を整える代表的なツボ。
・足三里(あしさんり):脾胃を強め、消化を助ける。
・内関(ないかん):胸のつかえや吐き気を和らげる。
まとめ
逆流性食道炎は、ただ「胃酸が多い」という一元的な問題ではなく、胃熱・浮腫・皮膚の冷え・肝熱といった複数の要因が重なって起こります。自分の体質や生活習慣に合わせて、食養生・運動・ツボ療法を組み合わせることで、自然に改善へと向かうことができます。
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