気象病を本気で考える

 

気象病を本気で考える

フーフーです。
今回は気象病について、先生に教えてもらいます。

一般には「雨が降ると調子が悪い」「気圧が下がると頭が痛い」「寒暖差がつらい」など、気象病は単純な環境変化として語られがちですね。
ですが中国伝統医学では、気象病はもっと立体的で、総合的に捉えます。

まず基本となるのが六気です。寒・熱・燥・湿・風・暑。
これらは単独で作用するのではなく、常に組み合わさりながら人体に影響します。
たとえば「湿気が多い日」でも、・冷たい湿(寒湿)なのか・熱を帯びた湿(湿熱)なのかで、出る症状はまったく異なります。

さらに重要なのが季節の質です。
同じ15度でも、春の15度は「陽気が生じ始める温み」
秋の15度は「収斂して冷えに向かう寒さ」
人体はこの“方向性”に強く反応します。
春は気が上がりやすく、めまいや不安、秋は気が下がりやすく、乾燥や咳、憂うつが出やすい。これは単なる温度計では測れません。

そこに加わるのが、太陽と月の影響です。
太陽は「火」、月は「水」。日照が少ない日が続けば、体内の火は弱まり、満月前後では水分代謝や感情の揺れが強くなる人もいます。むくみ、眠気、頭重感、古傷の痛みが出やすいのはこのためです。

さらに見逃せないのが心理状態。
同じ天気でも、忙しさや不安、我慢が重なっている人ほど、外の変化をそのまま体に受けてしまいます。
気が外に出られない、内に納められない――つまり気の昇降出入が乱れた状態が、気象病の正体とも言えます。

中国医学でいう気象病とは、「天(気候)・地(季節)・人(体質と心理)」
この三つが一時的に噛み合わなくなったサインです。
だからこそ対策も、天候だけでなく、自分の体質・生活・心の状態を整えることが大切になります。

気象病は「気のせい」ではありません。
むしろ、自然と人との関係を繊細に感じ取れている証拠。
そう捉えると、体の声の聞き方も変わってきますよ。

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