心と香りのパートナーシップ協定

心と香りのパートナーシップ協定

フーフーです。
先生、心と香りって、そんなに深い関係があるんですか?

あります。しかも、とても深い関係です。

中国医学でいう「心」は、単なる感情や気分の問題ではありません。
心は血を主り、神を蔵す臓腑です。
つまり、心の状態は血流と強く結びつき、同時に「気の流れ」とも密接に関係しています。

心が落ち着かないとき、
・動悸がする
・胸がざわつく
・考えが止まらない
といった状態が起こりますが、これは血だけでなく、気の流れが乱れているサインでもあります。

ここで大切になるのが「香り」です。


香りは“気”に直接働きかける

中医芳香療法では、香りを「嗅ぐもの」ではなく、
生香(せいこう)を取り出し、身体に取り込むものとして捉えます。

香りは、形ある栄養素とは違い、
気の世界に直接作用する媒体です。

だからこそ、心の不調や気の滞りに対して、香りは非常に相性が良い。


植物の姿と香りの働き

香りの作用は、植物の“かたち”を見るとよく分かります。

花の香り
大きく、遠くまで届く香りは、上に向かい、頭をすっきりさせます。
思考が詰まっているとき、気が頭に集まりすぎているときに有効です。

実や種の香り
ぎゅっと凝縮された香りは、身体の内側に集まり、
散ってしまった気や心を内側に収める力を持ちます。
不安や落ち着きのなさに向いています。

葉の香り
わさわさと茂る葉から生まれる香りは、
身体のあちこちへ気血を巡らせる働きをします。
気滞や緊張、巡りの悪さに使われます。


心と香りは「協定関係」

心と香りは、上下関係ではありません。
どちらかが主で、どちらかが従ではない。

心が乱れれば香りが助け、
香りが巡れば心が整う。

これが、中医芳香療法における
**「心と香りのパートナーシップ協定」**です。

無理に感情を抑え込む必要はありません。
まずは、気の流れを整える。
その入り口として、香りを使う。

それが、中国医学的にみた、
もっとも自然な心の養生です。

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