胃が弱い人の養生スープ

フーフーです。胃腸が弱くて、いつも疲れ気味なんです。
食べると楽になるような、やさしい養生スープってありますか?

とても良い質問ですね。「胃が弱い」「疲れやすい」という状態は、中国医学では、脾胃の気虚、あるいは脾胃の働きが落ちて気血津液を作りきれていない状態と考えます。
この場合の養生で大切なのは、
・強すぎない補い方
・消化を邪魔しない素材
・気の巡り(宣発)を少し助けること
この3つです。
まず主役は鶏肉。今回は「もも肉」ではなく、むね肉を選びます。
むね肉は脂が少なく、胃に負担をかけにくく、それでいて気血を補う力があります。
また、鶏肉は宣発作用も持つため、疲れて停滞しがちな気を、やさしく動かしてくれます。
材料は
大根:気を下ろし、胃のつかえを取る
人参:脾胃を補い、消化を助ける
どちらも細かく切って火を通すことで、「消化にやさしい補い」に変わります。

出汁は、昆布・鰹・じゃこの合わせ出汁。
これは
昆布:津液を支える
鰹・じゃこ:血を養い、腎を助ける
という気血津液をバランスよく補う組み合わせです。
味付けは、みりん、醤油少量で十分。甘辛で胃を刺激しすぎないことがポイントです。
最後に加えるのが、胡椒、ごま油、すりおろし生姜 小さじ1
ここがとても大切です。
胡椒と生姜は、胃を温め、気を動かす行気作用。
ごま油は、血と津液をなめらかにつなぐ役割を果たします。
火を止めてから生姜を入れることで、「発散しすぎない、内側から温める宣発」になります。このスープは、
・胃を無理に働かせない
・それでも気血津液を少しずつ補う
・疲れた体を“回復モード”に戻す
ための養生スープです。
食後に重くならず、「食べたあと、少し楽になる」それが正解のサイン。
胃が弱い人ほど、派手な栄養より、静かな補いを大切にしてください。
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