中国医学で高血圧を薬を飲まないで改善するには

高血圧を薬を飲まないで改善するには


フーフーです。高血圧の質問!
血圧の薬ってずっと飲んでいる方いらっしゃいますが、なんか他に下げる方法ないですか?

いらっしゃいますね。血圧の薬や糖尿病の薬。どのくらいの方が飲まれているんでしょうね。
基本的には、体質改善をすることで薬を飲まなくて良い方向に持って行きたいです。
では、高血圧の中国医学的な分類をしていきます。

とりあえず6つにわけてみました。

1.胃熱から
いわゆる食べ過ぎですね。熱を生むお酒、糖質、肉類これが熱を生む食べ物です。これが身体の元気を作ります。それが食べ過ぎて作りすぎてしまっている状態です。汗をかいたり身体を動かして、使っていくと大丈夫なんですが、それ以上に食べている状態です。
舌の状態が、真っ赤でぼてっと大きく、舌苔がべったりついているときが多いですね。

対策は、とにかく、原因となっている食べ物を減らすこと。舌の状態が正常になるまで頑張ってください。食べながらでは改善できないです。

2.肝火から
これは過労などのオーバーワークの時などに、発生します。糖尿病などの血液ドロドロが加わるとこの状態になりやすいです。血管の中で、どろっとして動きの悪い血液に、後ろから玉突き衝突するイメージですね。粘滞するしつこい凝りがあることがあります。
対策は、血液サラサラにする食事。味を薄め、野菜中心。そして、必要なのは休息です。ゆっくり寝てください。運動をするなら血液循環を促進するだけの有酸素運動。発汗とか筋トレではないです。

3.肺から
これは、タバコとか湿気た空気を吸いすぎている方。病気で肺炎を患った方に起きることがあります。肺と皮膚呼吸って関係があるんですが、この皮膚が肺が悪いと機能不全になってくることがあります。すると出口がない血液が血管に集中。高血圧になることがあります。脈拍が早いことも特徴です。調査していないからわかりませんが、マスクのしすぎでも理論的には発生しそうです。

対策は、呼吸器を鍛えること。除湿も必要です。ラベンダーやパチュリなどのアロマも良いですね

4.精神的な緊張によるもの
これは一時的な高血圧ですが、精神的な要因が頻繁に心身を襲ってくるとき、血圧まで高くなってくることがあります。もちろん健康体であれば、脈拍が早くなるだけで、血圧まで影響することは少ないです。何らかの基礎疾患のようなものも関係して発生しやすいです。
対策は、こちらは薬を飲まない方が良いかもしれないですね。原因が別のところにあります。

5.浮腫によるもの
足の浮腫が多くなってくると冷えのぼせのような状態になります。上半身が高血圧という状態ですね。変なもの食べてないのに高血圧です。
流れやすい部位に血流が集中してしまったときに起こります。多汗やホットフラッシュ、赤みとかも出やすいです。浮腫の原因は様々です、別項でお話ししたいと思います。妊娠中などの高血圧もこのタイプに多いです。
対策は、お薬ダメなタイプです。足に血流を良くしたい目的もあって身体が血圧を上げています。薬で血圧を抑えると、足の方はどんどん血流が悪くなります。ヨガとかストレッチ、足の浮腫改善ですね。

6.エアコンや加湿器によるもの
意外な盲点。エアコンの冷え、加湿器の湿気。これらは皮膚の外から入ってきます。もちろん自然界の寒さ、湿気も同じです。すると皮膚表面からだんだん血行不良が生まれます。すると体内で血液が停滞。その結果高血圧となります。

対策は、発汗が必要。お風呂、汗をかく有酸素運動。長めの時間のマッサージも必要です。この場合は背中のコリではなく、全身トリートメントですね。

中国医学の視点の高血圧。いかがでしょうか。
身体のタイプ別にわけると、食事の改善だけでもないことがわかってきます。
しかし、比率的には食の問題が多い気もします。
他にも痰湿と言われる内臓脂肪の問題、風邪の問題、外感症によるもの、いろいろあります。
基本は、体質改善頑張ってください。

【高血圧についての、おすすめ動画はこちら】


【読者登録はこちらへ】


 

【スポンサーサイト】



中医学を学んで、健康と美容を♪
中国医学を学ぶならこちらへ→中国医学協会 中国医学講座

中医師今中の動画はこちら

コメント