実は薬膳!「ソース」

フーフーです。今回は「ソース」の話を聞かせてください。なぜソースって、あんなに“効く”感じがあるんでしょうか?

ソースいいですよね。
●中国医学から見た「ソース」という調味料の力
ソースは“味が濃い”というだけで語られがちですが、中国医学的に見れば、むしろ非常にバランスの良い補益調味料と言えます。理由は、その原材料の組み合わせと「濃縮」という製造工程にあります。
●まず原材料 ― 血をつくる、気を巡らせる、滋養を与える
ソースのベースになる野菜・果物は、じつは養血作用の多い食材ばかりです。
トマト:清熱・養陰。ほてりを鎮め、潤いを補う
プルーン:滋陰・潤腸。乾燥体質の便通にも良い
りんご:健脾・生津。弱い胃腸に優しく潤いをつくる
レモン:疏肝・理気・蔵血。酸味は“血を返す”働き
にんじん:補気・健脾。脾胃の働きを底上げ
玉ねぎ:行気作用。気の巡りを通し滞りをほどく
これらが一体となると、「気・血・津液」を同時に整える万能調味料になります。
また、酸味(レモン・発酵酢)は五臓では肝に入り、血を引き締めて蔵血する力があります。つまり、血を失いすぎるのを防ぎ、体内に潤いを留めるという働きもあるわけです。
●製造工程 ― “濃縮”は臓腑を潤沢にする技
ソースは煮詰めることで水分が飛び、栄養がぎゅっと圧縮されています。中国医学では、こうした「濃縮」「凝集」は脾胃に入り、臓腑を満たす作用とみなされます。
・脾胃が弱いと気血は作れない
・濃縮した食材は脾胃の働きを助ける
これにより疲労感のある時、食欲が落ちた時、気力の出ない時などに、ソースは滋養調味料として役立ちます。
●ソースの使い方 ― 補益したい時は“少量を広く”
ソースは「濃い」ため大量にかけると胃に負担がかかります。
しかし、少量をうすく広げると補益作用だけを取り入れることができます。
・とんかつより、千切りキャベツにうすく
・ハンバーグより、野菜炒めに少し
・揚げ物に“ちょっと”つける程度
これでも十分に脾胃が元気になります。
お時間ある方は“自作ソース”もおすすめですね
ソースは、ただの調味料と思われがちですが、実は補血・理気・潤い・脾胃強化が一度に叶う稀有な存在。
じょうずに使うと毎日の食事が「軽い養生食」になります。
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