脳梗塞について その1

フーフーです。
今回は脳梗塞について先生に聞きたいです。
「湿熱が多いから」とか「痰が多いから」と言われることが多いのですが、実際はもっと複雑で、五臓や経絡でも起きるんですよね?
どう整理したらわかりやすいでしょうか。

脳梗塞は 「気血が頭に届かなくなる」 こと。
しかし原因は単純ではなく、五臓の失調、経絡の阻滞、さらに体表のむくみや熱のこもりなど、多方向の原因が折り重なって起きます。
中医学では次の三層で理解すると全体像がつかめるのです。
◆ 第一層:五臓から見た脳梗塞の発生
① 肝 ― 気滞・鬱熱で上衝するタイプ
肝が疏泄できないと気血が渋滞し、頭部へ行く流れも乱れます。
・肝鬱 → 気滞 → 血が頭部に行きづらい
・肝火 → 熱で経絡がつまる
特にストレスや睡眠不足が続くと起こりやすい。
② 脾 ― 不統血・痰湿で濁った血流になるタイプ
脾が弱ると「昇清できない」「統血できない」ため、
・血がもれやすい(血の質が低下)
・痰湿が多く流れが濁る
これが脳梗塞の基礎をつくることがあります。
③ 心 ― 上熱と下寒の構造で起こるタイプ
心火が強いと、気血が上にばかり昇り、
下半身は冷えて流れが止まる「上熱下寒」状態に。
頭に熱と気血がこもり、梗塞リスクが高まります。
④ 肺 ― 宣発粛降できず熱を閉じ込めるタイプ
肺が弱ると体表が冷え、皮膚呼吸が止まるため、
体内に熱がこもる「内熱状態」が起きます。
その熱が頭部に停滞すると経絡の流れも阻害されます。
⑤ 腎 ― 気血が頭まで届かないタイプ
腎虚では
・腎陽虚 → 末端に気血を押し上げられない
・腎陰虚 → 津液不足で血液が濃縮しドロドロ化
いずれも脳への供給低下につながります。
【おすすめ動画】
健康に関する疑問・お悩み一問一答!中医学で根本解決!フーフー君の養生訓第167話
【スポンサーサイト】
中医学を学んで、健康と美容を♪
中国医学を学ぶならこちらへ
令和7年度4月校募集開始→中国医学協会 中国医学講座
中医学検定のご案内
令和7年6月29日開催!→こちら
中医師今中の動画はこちら



コメント