東洋医学

頭痛

中国医学と漢方の違い

中国医学と漢方の違いフーフーです。漢方と中国医学は同じですか?同じような面もありますが、ちょっと違うと思います。そもそも漢方という名前が出てきたのは、蘭方との対比で出てきたものです。蘭方を用いて行う治療というのは、解剖学を中心に病名を診断し...
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経絡って何

経絡って何フーフーです。経絡って何ですか?中医学検定を受けるのに、ここが難しいって言っておられる方多いです。経絡はしっかり勉強すると面白いです。まず経絡は、気血が走行します。そう、気血が流れているんです。だから経絡は血管ですか?と言うと違うんです。物理的なものはありません。そこに気血が流れたであろう痕跡が残ります。この経絡を学ぶと生理学として体の仕組みがわかります。それ以外に病気の診断が出来ます。さらに経絡を理解すると、病気が進行していく仕組みがわかります。それ以外にも今どの経絡のどのツボのところを気血が流れているかを計算できます。他にも占いのようにいつ病気が治るか、逆にひどくなるかもわかります。経絡面白いです。
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医学界にAIは進出するのか。

医学界にAIは進出するのか。フーフーです。今、AIが色んなところで導入されています。実際に医学の世界にAIは導入されてくるのでしょうか。現在、西洋医学においてAIの活用が進んでいます。具体的には、患者の症状や病歴を基にAIが診断や治療を支援する技術が開発されています。例えば、画像診断においては、AIがX線写真やMRIのデータを解析し、異常部位を検出することができます。これはどんどん進むと思います。もっとも現代理論のAIの得意とするところだからです。また、AIは医療現場の業務効率化にも貢献できますね。例えば、医療事務業務の自動化や、患者情報のデジタル化などが挙げられます。一方、中国医学においてはどうでしょう。実は中国医学は陰陽学説なんで、コンピューターのデジタルのアリゴリズムとは非常に相性が良いように言われます。しかしそう簡単ではないんですよ。単純解析の分野に関しては、AIは得意ですが、総合的に診ていく中国医学は、何やっているかAI君もよくわからなくなります。正確にはAIは悪くないのですが、指示をする人が何を指示して良いかわからないです。と言うことで、医療には部分的には入ります。しかし中国医学の範囲ではエースとなるにはちょい時間かかると思います。しかし、AIの発展でより人の役割も見えてきました。それは、もっと人に寄り添った声かけを意識することです。目を見てきっちりと伝えること。大丈夫という声かけです。ここの部分はやはり人が必要だと思います。
手荒れ

体の内側から美しくなるためには

体の内側から美しくなるためにはフーフーです。身体の内側から美しくなるにはどうしたらよいですかと言う質問が来ました。体の内側から美しくなるため!それには、五臓六腑を調整し、気の流れを整えることが大切です。以下にその方法をいくつか紹介します。1. 食事の改善体内に吸収される栄養素は、食事で摂取するものが大半。中医学では、五味をバランスよく取ることが重要。ここでのポイントは特に血を増やすものをしっかりととること。緑黄色野菜は必須です。2. 良質な運動運動は血液循環を促進し、高い代謝を維持することに効果的です。しかし、逆に筋トレのような激しい運動は常に体に負担をかけ、副作用も多くなるため、どちらかというと有酸素運動などが大切です。これにより、皮膚表面まで血液を運び栄養させること。また汗をかくなら老廃物を排出も出来ます。3. マッサージや漢方、鍼灸中医学では、事前予防・治療・疲労回復・体調管理など、多角的かつ継続的な方法で美容と健康の維持が提供されています。特に、血流改善にはマッサージはもってこいです。4. 精神環境の整備中医学では、身体と心は密接に関連するとされます。ストレスや不安、睡眠不足などが続くと、身体的にも精神的にも疲労が蓄積し、美容にも悪影響を与えます。毎日の生活において、良質な睡眠やストレスを軽減する方法には、机に向かいすぎない、リラックスできる場所を作る、コミュニケーション能力を磨くなどがあります。そして、ストレスは心と繋がります。心に影響が多いと表情に問題が生じます。ここも大切です。当たり前のことばかりですが、実は全て大切です。
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血の質について

血の質についてフーフーです。コレステロールが高いとか、貧血だとか血に関していろいろあると思います。中国医学的に解説してください。血は中国医学においてもとても重要です。コレステロールとかのカテゴリーでの表現はないです。大きく分けたら陰か陽だけで分類します。そもそも血の働きは、営養作用と滋潤作用とがあります。血が関与した組織を営養します。営養作用です。そして滋潤作用は滋養し潤わせます。これらが陰陽によって表現されます。陰になると虚の状態となり、営養出来なくなります。貧血みたいな状態ですね。中国医学で考える身体の状態は、もし陰になり虚の状態になると流すエネルギーを弱くして、少ない血でも充分営養出来るようにしたりします。逆に陽になると血が濃くなります。その場合粘度も高くなるから、力一杯流そうとします。血圧が高いという状態になります。この様に体は、血の状態から流し方を変化させたりして、不調が出ないように調整します。だから中国医学では、血液検査のデータだけで考えることはしません。すべて脈の状態を診ながら身体のことをイメージしていきます。
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中医学検定ってどんなの?

中医学検定ってどんなの?フーフーです。中医学検定って教えてください。【検定概要】検定名:中医学検定主催:中国医学協会実施日:2023年6月25日(日)実施形態:オンライン形式実施級:3級・2級受験料:3級:5,500円 2級:6,600円 ...
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中国医学の免疫力アップ

一般的には気力アップで、抵抗力に似たもので衛気と言うのがあるのですが、それを増やします。そのためには脾臓を強くする必要があります。ツボをおしたり、脾臓を強くするサツマイモや、そばを食べたり。あともうひとつの方法もあります。邪やウイルスが入ってきたときに追い出すと言うことも重要です。その方法は、発汗、利尿、排便です。発汗は汗をかくと言うことで、邪気を追い出します。風呂でも良いし、マッサージでも良いです。利尿に関しては、腎を強くするのですが、腎に流れていく血流も良くないと問題が発生します。適度なウォーキングも重要です。そして最後に排便して邪を追い出すと言う方法です。風邪の初期段階ではとても重要です。食を安定させ、きちんと排便できるようにお腹マッサージや、ツボ押しが有効です。これらをきちんと行うと病気になりにくい体質が作れます。
突発性難聴

メニエール病を考える

フーフーです。メニエールで困ってますと相談いただきました。耳が聞こえないとも言ってました。はい、メニエール病ですね。めまいで大変ですよね。さらに難聴ですか。これ胃の経絡の疾患と思います。他にもあるんですが、大きく陰陽に分けます。陰の状態は一般的なメニエール。回転性のめまいを伴うやつです。貧血のケースもあるし、頭に浮腫が多いときも陰のタイプです。寝起きに発生したりします。そして陽のタイプのメニエール。食べ過ぎ、高血圧などが原因で、頭にのぼせが起こりめまいになります。疲れてきたとき、食べ過ぎたときなどに起こりやすいです。あと、原因不明と思われているのも、こちらに多いです。それは、足が冷えて、冷えのぼせが発生したときですね。特に胃の経絡が冷えたとき、今回のようなメニエールが出ます耳も胃の経絡が通ってます。その経絡が熱を持つと突発性難聴状態になり、聞こえなくなりめまいもすることがあります。
ガス、腸鳴

冬はおならが臭くなる。

寒くなってくる今の時期に多いかも知れないですね。環境と食べ物にもよります。まず冷えてくるので、身体冷えますよね。これ問題。皮膚が冷えて,手足も冷えます。すると血流は体内に閉じ込められます。同時に汗をかきにくくなるように皮膚も固くなります。人によっては,血液循環が悪くなるので、皮膚呼吸も低下してきます。そして体内に閉じ込められた気血。ここに秋の味覚って、新米とか栗のような木の実系、甘いもの等が多くなってくると胃の中で停滞したり,熱量が多い物が多かったりします。ここに先ほどの気血が加わる!すると体内で消化する腐熟度もあがり臭いがきつくなることがあります。対策としては、全身に血行をよくするように運動やマッサージ。熱量の高い食事を減らす。腸の中に停滞させないように腸のマッサージもする。腹痛を伴わなければ,または、ガスがでててすっきり感があるならそれほど心配ないです。
免疫系疾患

お灸のすすめ

ジョギング、ストレッチ、呼吸法。この時期には、ちょうど良い血液循環を体に求めることがいいですね。だんだん冷えてきますから。そうだ冷えて言うことで、今まであまり紹介しなかったお灸を紹介します。お灸は、外冶療法の1つです。ツボ療法と合わせることで効果絶大です。本来は鍼灸師という国家資格を取られた方にしていただくと一番良いでしょうが、ドラッグストアにも家庭用のやつがあるので、それを使ってみましょう。便利なお灸があります.一回使い切りで、火をつけておくだけのやつです。裏には両面テープがついています。これは便利です。腕のツボをお灸して、免疫力をアップしていきましょうそのツボとは、尺沢、三里尺沢は肘の関節にあるツボ。肺のエネルギーを強くします。三里は足の膝下。体の気を作ってくれます。