中医学で考える春の頭痛や鼻水の寝起き疾患

中医学で考える春の寝起き疾患

フーフーです。
季節の変わり目、色んな疾患が出てます。
特に朝!頭痛とか鼻水。あとは眠い。
どうすれば良いですか。

これ出てきますね。
この疾患の共通事項って、実は頭部の浮腫です。
ではなぜこの浮腫が発生するのかですが、暖かくなってきたから。です。
冬の間は体の浮腫も冷え固まっています。
寝ているときも、頭も冷えています。
それがだんだん暖かくなってきて、冷え固まっていた脂肪も溶け出し、浮腫が発生します。
それが寝ている間に頭部にながれこんで発生します。

次に各種疾患について解説します。

・頭痛:頭部のむくみによる血行不良状態で、頭に血が昇る状態が加わったときに偏頭痛が起きます。例えば、食べ過ぎていて血圧が高い方。トイレでいきんだため。足元が冷えたために冷えのぼせ。生理時ののぼせなど。
→頭部に赤みや熱感があるなら、冷やしてみてください。もともとの血圧が高いなどの基礎疾患をお持ちなら、食を減らす等体質改善を。

・鼻水:頭部に浮腫が発生するために、あふれて漏れ出す鼻水。体内の熱がのぼってそのためあふれ出ている鼻水。
→さらさらの水様性の鼻水になります。寝る前の水分を減らすことが重要です。

・眠気、倦怠感:頭部に浮腫が停滞すると血行不良を招き、眠気が発生します。
→頭部マッサージが有効。深呼吸も良いですね。

まとめ。頭部のむくみを軽減する必要があります。
そのために夜の水分摂取を控えること。
枕を固くして、頭部のむくみを軽減。高さを上げることも良いですね。
発生してしまったら、頭部マッサージで浮腫をとるような方法で行ってください。

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