顔面の麻痺を考える

顔面の麻痺を考える


フーフーです。
顔面麻痺ってなぜ起きるのですか?


顔の麻痺って突然起きて、なかなか治りにくくなる疾患の1つです。
原因には次のようなものがあります。
・気血が多すぎて痛みを伴う麻痺
食べ過ぎや炎症により、気血が熱を持ち顔に流れ込みすぎて発生。特に胃の経絡に多く流れ経絡に沿って発生することが多い。ひどいときには顔全体が腫れてしまうこともあります。
→食養生も必要。急激に断食などをするのではなく、熱を生まない食事に変えていくことが必要です。

・臓腑に急性の疾患がある場合
特に消化器系の疾患がある場合、その部位に気血がとられ顔面部に血が流れなくなって発生。この場合は痺れを伴うことが多いです。
→まずは臓腑の治療が優先。

・顔面部の皮下が固くなって起きる
ウイルス等の呼吸器系の疾患で、皮膚表面に気血が栄養出来ず発生。
→こちらも呼吸器系の治療が優先。

・体の浮腫から発生。
胃の計画のどこかに浮腫がある場合。そこに気血が流れこみ内風を発生。内風とは気の流れを混乱させるもの。この内風が胃の経絡を上逆して引き起こします。
西洋医学的に原因不明と言われ、治療対象化見つからないために長期化することがあります。脳梗塞もこれからくることがあります。
→中国医学的な診断必要。十二指腸あたりや子宮、大腸あたりの浮腫の可能性が多い。漸進的な経絡の流れをよくすることが必要です。漢方より按摩マッサージの方が効果良いです。

・湿、冷えからの麻痺
顔に冷え、湿気がはいって皮脂が固くなってしまって発生する。この冷えとか湿は一般的には外気や外邪を指すが、ウイルスもあります。また、アレルギーの薬などで引き起こされることもあります。
→患部のマッサージケアが必要。顔から汗をかかせることも大切です。運動、入浴活用してください。ホットパックも効果的です。
原因は必ずあるのですが、きちんと対処せずに放置すると特に浮腫からの場合は長期化してしまいます。

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