老いは足から来るって本当?

老いは足から来るって本当?

こんにちは、フーフーです。
先生、よく「老いは足から来る」って言いますけど、本当なんですか?

はい、本当です。ただし筋力の問題だけではありません。
中国医学では「足は全身の土台」であり、気血の生成と巡りの根本が集まる場所なのです。
「老いは足から来る」という言葉は、単なる運動不足の話ではなく、
気血津液の生成・運搬・排出のすべてが足に関係しているという意味です。

まず重要なのが脾胃の働きです。脾胃は飲食物から気血を生み出す源ですが、その経絡は足に起こります。
つまり、足の働きが弱るということは
→ 脾胃の運化が低下する
→ 気血が作れなくなる

その結果、筋肉の衰え・疲労・思考力の低下へとつながります。
次に、腎と膀胱の問題です。
腎は「蔵精」といい、生命の根本を司ります。膀胱は水の排出経路です。

これらの経絡も足を通ります。
足の働きが低下すると
→ 水が停滞する
→ 浮腫・冷え・老廃物の蓄積
つまり、身体の中に“滞り”が生まれるのです。

老いとは、この滞りの積み重ねでもあります。
さらに見落とされがちなのが肝胆の経絡です。肝は気血の流れを調整し、胆は決断力や行動力と関係します。
この経絡も足を通るため、弱ると
→ 気の巡りが滞る
→ 上に気がこもる
→ 頭に熱が集中する
結果として姿勢の崩れ・意欲の低下・精神の停滞が起こります。

ここで重要なのは、肝胆の弱りは任脈・督脈・帯脈・衝脈といった全身の統合軸の弱化につながるという点です。
つまり足の衰えは単なる局所ではなく
* 気血を作れない(脾胃)
* 水を流せない(腎・膀胱)
* 気を巡らせない(肝胆)

この三つが同時に崩れる現象です。

■まとめ
老いは「年齢」ではなく、気血の生成・流通・排出の低下です。

そしてその起点が「足」にある。だからこそ養生では
* 足を動かす
* 日光を浴びる
* 下半身に気血を巡らせる
これが最も重要になります。

【おすすめ動画】
健康に関する疑問・お悩み一問一答!中医学で根本解決!フーフー君の養生訓第167話


 

【スポンサーサイト】



中医学を学んで、健康と美容を♪
中国医学を学ぶならこちらへ
令和8年度春募集開始→中国医学協会 中国医学講座

中医学検定のご案内
令和7年6月29日開催!→こちら

中医師今中の動画はこちら

コメント