老子道徳経

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ネコのようにくらす-老子:第73章 ゆったりしてても上手くいく

失敗をしたくないって? 成功する方法はイメージしやすいけど、 失敗しない方法は難しいなぁ。 何が起きるかわからないもんね。 全てに予防線を張っておくことは無理。 でも全て道理に適っているから 道に合わせていたらうまくいく。
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ネコのようにくらす-老子:第72章 ボス猫?そんなの今いないよ

リーダーに任命されたって? いいリーダーになるコツは圧迫しないこと。 自分を大きくみせたり。 過去の栄光を自慢したり。 部下がいるからリーダーになれる。 偉そうに見せる必要はない。
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ネコのようにくらす-老子:第71章 足りないことだらけ、それが猫

努力を続けている人が素晴らしいって? そうよね。 人は完璧ではない。 道と一体になっているようでもまだ足りないこともある。 それを自覚するだけでいいのよ。 自覚すると欠点ではなくなる。
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ネコのようにくらす-老子:第70章 寝てても猫

私の言っていることは甚だわかり易く、そして甚だ行い易い。 しかし天下に理解できる人が少なく、行える人もなかなかいない。 言には根本的な原理があり、おこなうことには要点がある。 これを理解しないから、私を言っていることが理解出来ないのだ。 私を言っている道と言うことを理解できる人が稀なのは、つまり私が貴い存在なのだ。 聖人は粗末な服をまとっているが、心の中に珠を抱いているのである。
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ネコのようにくらす-老子:第69章 眠りを邪魔されてもあえて無視

攻撃的な人がいるって? やたらと攻撃してくる人っているなぁ。 どうする? 避けれたらいいけど避けれない時もある。 そんな時はしかたないな。 慈愛に満ちた可哀想な目で見てあげるしかない。 まぁ本当に気の毒な環境におるんやろ。 戦っても無駄よ。
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ネコのようにくらす-老子:第68章 争う?なんで?めんどくさい

怒っている人が苦手って? そりゃそうやろ。 みんな苦手やわ。 本来、道を身につけたものは怒ることない。 うまく行ってないから怒っているだけ。 そう思ったら気の毒やね。 道に合わせて過ごしたうまくいくのに。
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ネコのようにくらす-老子:第67章自分のペースはゆずらない

天下の人は皆、私の言う道を愚かだと言う。 そもそも視野が大きいからこそ、愚かに見える。 もし愚かならば、すでに小さな人物となっていた。 私には三つの宝がある。それを大切に保持している。 一に慈愛、二に倹約、三に敢えて天下に先んじないようにすることである。 慈愛を持っているからこそ勇ましく、倹約を持っているからからこそ広く大きく施せる、天下に先んじないからこそ指揮者となれる。いま慈しまずに勇ましくなろうとし、慎まずに広がろうとし、後ろに居ずして先んずるならば、死ぬ。 そもそも慈愛があるから戦いに勝ち、それにより守れば固い。 天をその行為をみて救わんとして、慈愛によって守られるのである。
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ネコのようにくらす-老子:第65章 難しいことは考えない

生きにくい世の中と思うって? 確かにいろいろ思うことがある。 しかし、これを知っておると楽。 それは道と徳。 なぜこのルールが出来たのかの道を考え 雄大な徳を持ってそれを眺めると 道と一体となれる。
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ネコのようにくらす-老子:第64章 こつこつとあきらめない

何事もそうだが、物事が安定しているときの方が治しやすい。乱れてくる前に治めること。 全てのものに始まりがあり、現在に至る。これを道という。道と一体になっている聖人は何もしないし、物事に執着しないから失うこともない。 多くの人は仕事をするときにあと一歩で心配する。最後まで最初と同じ気持ちで慎重にしていると失敗しない。それを邪魔するのが欲。初心には欲はないのに。 だから聖人は欲を持たないことを自分の浴にし、得難い品を貴重ともしない。万物のあり方に任せ自分からあえて何もしない。
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ネコのようにくらす-老子:第63章 苦労ないように見えるか

トラブルが多いって? トラブルっていろいろあるけど、基本自分以外の何かが原因 それの対策もある。 怨みには徳を持って報いる。 あと大きい問題は小さい問題のうちに解決すること。 これが物事の道理。 聖人は問題が起きないのではなく 小さいうちに笑顔で解決する。