糖尿病

白内障

眼科疾患、緑内障と白内障などを中国医学でお話しします

眼科疾患、緑内障と白内障などフーフーです。眼科疾患について教えてください。特に白内障と緑内障が聞きたいです。はい、白内障も緑内障も原因はいろいろありますが、今回は生活習慣による内因によるものでお話しします。目とは色んな臓腑が経絡でつながって...
痺れ

ピーマン、ししとう類の野菜のすすめ

ピーマン、ししとう類の野菜のすすめフーフーです。夏野菜もそろそろ変わってきました。何食べたら良いですか。夏野菜、トマトやキュウリ、茄子。美味しいですよね。大暑を過ぎた今、食べたら良いのは美味しい系ではなく、子供に嫌われる系野菜が良いです。夏...
甲状腺機能亢進

ぽっこり首は気をつけて

ぽっこり首は気をつけてフーフーです。首の付け根がぽっこり盛り上がってます。夏前になんとかしたいです。とのリクエストです。お願いします。この首の付け根と肩の肩甲骨のところですよね。ここは大椎という部位になって、中医学的にいうと、全ての陽経の合...
倦怠感

尿酸値が高い

尿酸値が高いフーフーです。尿酸値が高いと相談を受けました。対策ありますか。尿酸値は血中の尿酸を測定したもので、うまく排出できていない状態を表していると考えられます。もちろんそれだけでなく作りすぎていることも考えられます。プリン体がたまってし...
痺れ

震えについて

震えについてフーフーです。手の震えや、足の震えについて質問来ました。手、足だけでなく頭もありますね。なかなか難しいのは、チェックポイントが五臓全部に関係することです。色んなパターンで解説します。1.元気な肝鬱気滞タイプ血がドロドロと流れにく...
こむら返り

酸化と抗酸化

酸化と抗酸化フーフーです。体が酸化するってどういう状態ですか。酸化の原因には、いろいろな種類があります。ですから抗酸化にも適応する方法が、それぞれに合わせて必要となります。一応にこれは抗酸化に良いと言われても効果無いときがあります。さて、その酸化にはどの様な種類があるのでしょうか。・糖質が多い。糖の持つ特徴の1つの粘性。これが増しますと体内でも酸化が起こりやすくなります。この場合、水分の摂取も有効となることがあります。・疲労により酸化疲労により気の働きが低下して発生。マッサージなどが効果的、入浴による温熱マッサージ効果も同様です。・冷えによる特に皮下や下腿に発生しやすいです。温まる感じのマッサージも有効です。・浮腫によって血行不良これは利尿を促すことが重要です。特に腎、膀胱経を通りをよくしてください。・気血の巡りが悪い運動しない、冷える環境にいる。太陽に当たらない気力不足など様々な要因があります。それぞれにあった対策が必要です。・陰虚による。加齢やオーバーワークによって生じた陰虚。こちらも酸化の原因となります。滋陰することが必要。漢方、鍼灸をおすすめします。酸化も適度に必要。何事もバランスをとって元気に暮らしましょう。
痒み

顔面の麻痺を考える

顔面の麻痺を考えるフーフーです。顔面麻痺ってなぜ起きるのですか?顔の麻痺って突然起きて、なかなか治りにくくなる疾患の1つです。原因には次のようなものがあります。・気血が多すぎて痛みを伴う麻痺食べ過ぎや炎症により、気血が熱を持ち顔に流れ込みすぎて発生。特に胃の経絡に多く流れ経絡に沿って発生することが多い。ひどいときには顔全体が腫れてしまうこともあります。→食養生も必要。急激に断食などをするのではなく、熱を生まない食事に変えていくことが必要です。・臓腑に急性の疾患がある場合特に消化器系の疾患がある場合、その部位に気血がとられ顔面部に血が流れなくなって発生。この場合は痺れを伴うことが多いです。→まずは臓腑の治療が優先。・顔面部の皮下が固くなって起きるウイルス等の呼吸器系の疾患で、皮膚表面に気血が栄養出来ず発生。→こちらも呼吸器系の治療が優先。・体の浮腫から発生。胃の計画のどこかに浮腫がある場合。そこに気血が流れこみ内風を発生。内風とは気の流れを混乱させるもの。この内風が胃の経絡を上逆して引き起こします。西洋医学的に原因不明と言われ、治療対象化見つからないために長期化することがあります。脳梗塞もこれからくることがあります。→中国医学的な診断必要。十二指腸あたりや子宮、大腸あたりの浮腫の可能性が多い。漸進的な経絡の流れをよくすることが必要です。漢方より按摩マッサージの方が効果良いです。・湿、冷えからの麻痺顔に冷え、湿気がはいって皮脂が固くなってしまって発生する。この冷えとか湿は一般的には外気や外邪を指すが、ウイルスもあります。また、アレルギーの薬などで引き起こされることもあります。→患部のマッサージケアが必要。顔から汗をかかせることも大切です。運動、入浴活用してください。ホットパックも効果的です。 原因は必ずあるのですが、きちんと対処せずに放置すると特に浮腫からの場合は長期化してしまいます。
膠原病

膠原病を中国医学で考える

膠原病を中国医学で考えるフーフーです。膠原病について教えてください。膠原病は、免疫系異常によって起こる自己免疫疾患の一種で、結合組織(膠原繊維)に対する免疫攻撃が起こるとされます。この病気には、様々な種類があり、全身のさまざまな臓器に影響を及ぼすことがありますが、皮膚や筋肉の硬化が特徴的です。中医学では、この病気を「熱毒閉結」や「痹」などと捉えています。一般的に、膠原病は体内に熱を閉じこめるため、熱毒閉結として扱われます。皮膚部に症状が現れる場合には、リウマチなどの症状が見られ、全身に炎症が生じる場合には、関節炎や肺炎、腎炎、心炎などが発生することがありますね。中医学では、膠原病を診断する際には、患者の症状や体質などを総合的に判断し、体内にどのようなエネルギーのバランスの崩れがあるかを調べます。治療にあたっては、体内のバランスを整えるために、漢方薬や鍼灸治療、食事療法などが用いられます。これは熱を抑えるような内容になります。そして次は皮膚。特に皮と肌肉の状態は重要です。こちらは柔らかくなるようなマッサージを行っていきます。膠原病の治療を行う際は、体内の熱を控えるような漢方治療や、食事療法が必要です。そして、マッサージやよもぎ蒸しなども必要となります。
高血圧

血の質について

血の質についてフーフーです。コレステロールが高いとか、貧血だとか血に関していろいろあると思います。中国医学的に解説してください。血は中国医学においてもとても重要です。コレステロールとかのカテゴリーでの表現はないです。大きく分けたら陰か陽だけで分類します。そもそも血の働きは、営養作用と滋潤作用とがあります。血が関与した組織を営養します。営養作用です。そして滋潤作用は滋養し潤わせます。これらが陰陽によって表現されます。陰になると虚の状態となり、営養出来なくなります。貧血みたいな状態ですね。中国医学で考える身体の状態は、もし陰になり虚の状態になると流すエネルギーを弱くして、少ない血でも充分営養出来るようにしたりします。逆に陽になると血が濃くなります。その場合粘度も高くなるから、力一杯流そうとします。血圧が高いという状態になります。この様に体は、血の状態から流し方を変化させたりして、不調が出ないように調整します。だから中国医学では、血液検査のデータだけで考えることはしません。すべて脈の状態を診ながら身体のことをイメージしていきます。
ブログつれづれ養生訓

薄口のすすめ

フーフーです。淡口、濃い口の味についてですが、やはり薄口の方が良いですか。そうですね。調味料が味を濃くしたり薄くしたりしていると思います。そもそも調味料の作り方も意識してみるといいかもしれないです。塩や砂糖の作り方を考えてみるといいですね。ともに水分を飛ばして、結晶化させたもの。すなわち、ものすごい量の塩水や砂糖水を濃縮してるのが、調味料です。実は薬も全く同じです。漢方薬でも他の薬でも良いんですが、煮詰めて結晶化したようなイメージを持つと、安易に調味料の大量摂取は怖いなぁと思います。本来そこまで味を濃くする必要はないんですが、どうしても口に合いやすくするために使ってしまいます。調味料は営養の濃縮サプリのようなものですので、過剰摂取は少し見直しが必要かと思います。