糖尿病

免疫系疾患

膠原病を中国医学で考える

膠原病を中国医学で考える フーフーです。膠原病について教えてください。 膠原病は、免疫系異常によって起こる自己免疫疾患の一種で、結合組織(膠原繊維)に対する免疫攻撃が起こるとされます。この病気には、様々な種類があり、全身のさまざまな臓器に影響を及ぼすことがありますが、皮膚や筋肉の硬化が特徴的です。 中医学では、この病気を「熱毒閉結」や「痹」などと捉えています。一般的に、膠原病は体内に熱を閉じこめるため、熱毒閉結として扱われます。皮膚部に症状が現れる場合には、リウマチなどの症状が見られ、全身に炎症が生じる場合には、関節炎や肺炎、腎炎、心炎などが発生することがありますね。 中医学では、膠原病を診断する際には、患者の症状や体質などを総合的に判断し、体内にどのようなエネルギーのバランスの崩れがあるかを調べます。治療にあたっては、体内のバランスを整えるために、漢方薬や鍼灸治療、食事療法などが用いられます。これは熱を抑えるような内容になります。そして次は皮膚。特に皮と肌肉の状態は重要です。こちらは柔らかくなるようなマッサージを行っていきます。 膠原病の治療を行う際は、体内の熱を控えるような漢方治療や、食事療法が必要です。そして、マッサージやよもぎ蒸しなども必要となります。
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血の質について

血の質について フーフーです。 コレステロールが高いとか、貧血だとか血に関していろいろあると思います。 中国医学的に解説してください。 血は中国医学においてもとても重要です。 コレステロールとかのカテゴリーでの表現はないです。 大きく分けたら陰か陽だけで分類します。 そもそも血の働きは、営養作用と滋潤作用とがあります。 血が関与した組織を営養します。営養作用です。そして滋潤作用は滋養し潤わせます。 これらが陰陽によって表現されます。 陰になると虚の状態となり、営養出来なくなります。貧血みたいな状態ですね。 中国医学で考える身体の状態は、もし陰になり虚の状態になると流すエネルギーを弱くして、少ない血でも充分営養出来るようにしたりします。 逆に陽になると血が濃くなります。その場合粘度も高くなるから、力一杯流そうとします。血圧が高いという状態になります。 この様に体は、血の状態から流し方を変化させたりして、不調が出ないように調整します。だから中国医学では、血液検査のデータだけで考えることはしません。すべて脈の状態を診ながら身体のことをイメージしていきます。
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薄口のすすめ

フーフーです。 淡口、濃い口の味についてですが、やはり薄口の方が良いですか。 そうですね。調味料が味を濃くしたり薄くしたりしていると思います。 そもそも調味料の作り方も意識してみるといいかもしれないです。 塩や砂糖の作り方を考えてみるといいですね。 ともに水分を飛ばして、結晶化させたもの。 すなわち、ものすごい量の塩水や砂糖水を濃縮してるのが、調味料です。 実は薬も全く同じです。 漢方薬でも他の薬でも良いんですが、煮詰めて結晶化したようなイメージを持つと、安易に調味料の大量摂取は怖いなぁと思います。 本来そこまで味を濃くする必要はないんですが、どうしても口に合いやすくするために使ってしまいます。 調味料は営養の濃縮サプリのようなものですので、過剰摂取は少し見直しが必要かと思います。
いびき

寒天の効能

寒天の効能 フーフーです。 寒天の話を聞きたいです。 効能教えてください。 寒天の材料はテングサですね。 これはなかなか面白い効能があります。 腸内の固まりをとり、腸を柔らかくします。 具体的にはどの様な効能があるかというと。 胃...
歯痛

顔面麻痺や三叉神経痛に注意!

顔面麻痺や三叉神経痛に注意! フーフーです。 急性の顔面麻痺の相談受けました。この時期多いんですか? 胃の経絡というのは想像つくんですけど。 結構増えやすいですね。もう少ししたらもっと起きるかも。 まず、冷えがきつくなってくるので顔に浮腫や皮下脂肪が多い方。 冷えからの固くなるのが問題です。 さらに全身の皮膚も固くなり、足の冷えも加わると冷えのぼせが発生します。 すると顔を走行している胃の経絡が、腫れてくると三叉神経痛となります。 そして、顔面麻痺は、血も流れにくいコレステロール高めとか血糖値が高い方。顔の胃の経絡も流れにくくなり顔面麻痺となります。 対策は、顔を温めること。そして、ゆっくり柔らかくなるまでマッサージ。 これがとても大切です。 そして、食事療法。 糖質制限を中心に胃もたれしない食事を意識してください。 少し全身に血流も良くなるようにストレッチなどもしてください。
こむら返り

この時期のちょっとお試し健康法

ちょっとお試し健康法 フーフーです。 1月も半ばになってきました。 なんか身体に良い健康法はありますか。 この時期にちょうど良い健康方法をおすすめします。 まず、今行いたい養生法の指針をズバリ言うと。 腎臓を強く意識して、健康利尿を行おう。 と言うものです。 ○ツボ療法。 膝裏の委中というツボ。ここをぐりぐりと押してください。 膝裏の筋と筋の間です。 ○ストレッチ ふくらはぎを伸ばすように頑張ってください。 前屈でも良いし、アキレス腱を伸ばすような体操でもいいです。 ○ウォーキング 大股歩きで歩いてください。全身の血行が良くなるイメージも必要です。 ○食事 根菜類を中心に海鮮とあわせて調理してください。 昆布だしがおすすめです。 もちろん適度な水分必要です。があまり摂りすぎることなく暮らしてください。
頻尿

菊芋の効能

菊芋の効能 フーフーです。 リクエストきました。 菊芋の効能を教えてください。 菊芋。お好きな方にはたまらない芋です。 漢方的には、平性で甘味と言われます。 脾経と腎経に帰経します。 主の効能は利尿と清熱。 あと解毒。 とても良いですね。 どう良いかというと、身体の毒素を尿で出すことが出来ます。 ですから、コレステロールが高い方。 浮腫が多い方。 熱が多い方。 血糖値の高い方。 非常に有効ですね。 昆布と菊芋の煮物なんてとても良いと思います。
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夏に食べるなら雑穀米もいいね

雑穀米も白米も全てに役目というか、得意があります。 白米に関しては、中国医学的には補剤に活用できる食材といえます。 補剤とは、色々な物を補うことが出来る食材ですね。 血も気も肉体もです。 その方法は、白米と一緒に補いたい物を食べるだけ。 血を補いたいなら、緑黄色野菜等をおかずにして食べる。 普通に食べるよりも、白米とセットにすることでよりその効果が増します。 それが玄米や雑穀米を混ぜることによって吸収力が低下し、デトックス効果が増します。 糖尿病や高血圧など、栄養過多の方にはいいかもしれないですね。
高血圧

体を柔らかくする方法

これは色々タイプがありますね。 一気に羅列してみましょう。 食べ過ぎによるもの類 1.背中が固い 胃の裏の胃兪というツボあたりが、張ってきます。後ろに反る、腰をねじるがしにくいです。 2.股関節が固い 足が上がりにくい、股関節の回旋がしにくくなります。これも胃の経絡ですね。 3.太ももが突っ張る 前屈時に気がつきます。胃の経絡がパンパンの時に起きます。膝を痛めやすいので注意が要ります。 4.腹がつっかえる 男性の太鼓腹なんかがこれですね。腹の肉がつまって、前屈できない時がありますね。
冷え性

背骨!脊柱は大切

脊柱ですよね。 骨が曲がっていると、病気になるとか。 なるときもあるし、絶対とはいえないしというところです。 しかし脊柱はとても大切な部分です。 働きは脳に蓄えられた栄養と情報を脊柱に沿って流れていきます。 中国医学では膀胱経という伝達経路を持ちます。 そして、この膀胱経に各臓腑へ繋がるツボがあり、栄養の出入りする1つの入り口となっています。 ですから、背骨が曲がっていると、この膀胱経の流れが悪くなり体調不良も生まれるかも知れないです。