・内科疾患

胃下垂

胃下垂はなぜなるの?ほっておいても大丈夫?

イメージ的な伝え方になりますが、胃の張りがなくビヨーンと垂れている感じをイメージしてください。食べたときに当然張りがある胃と比べると消化力が落ちます。消化力が落ちると気血を作ることも低下します。貧血になったり体力も低下すると言うことですね。それだけでなく、胃自体も破れやすくなったりするので、潰瘍ができたりすることもありますので、改善したほうがいいですね。 中国医学的な診断では脾虚、中気下陥などと言われることがあります。 原因としては、 ・水分過多により胃が浮腫んでしまいビヨーンとなった。 ・過労や加齢により気力低下のために胃に張りがなくなりたらーっとなった。 ・胃薬必要な薬の服用で胃がやられてふにゃーっとなった。 と言う感じです。 セルフチェックは、食べた後などに妙に下腹部に張りが出るとか。消化不良感が慢性的にある。後、舌チェックで舌に強さがなく、歯形がついてたり、ひび割れや傷みたいに荒れてたりする場合に注意が要ります。
ブログつれづれ養生訓

24節季は芒種。自然のエネルギーを中国医学で取り入れよう。

では、芒種とは。 稲とか麦などの穂のある穀物の苗を植えるときですね。 それまでは、どんな様子だったのでしょう。 24節季では雨水や穀雨で雨の話だったり、ちょっと前は啓蟄で虫の話だったり。 やっと苗を植えることが出来る季節よということです。 これは体にどの様な変化が起きやすいのかというと、大地の状態が霜状態や乾燥状態ではなく植物の栽培に適したちょうど良い状態。 足で言うと冷え固まりがなくなり、血流がよくなることが出来る時期。リウマチですら固まりがなくなりやすい時期と言うことです。 簡単に言うと、手足末端まで血流をよくすることが出来る時期!
消化器疾患

梅雨の湿気でヘルペス問題を中医学で考える

雨が降ったり低気圧が近づいてくると、皮膚から湿気が入る。 すると血液の流れが圧迫される。 本来末端まで流れるはずの血液が、体内に押し戻されたり、留まったり。 体の芯の方で、血が集まり、熱を生じる。 この熱が体外に飛び出したいが、皮下脂肪に邪魔されてでれない。 しかし、肘の裏とか膝裏は皮膚が柔らかい。 ここに血が集中し、あれたり、痒みが出たりする。 そして胃の経絡はヘルペスの影響を受けやすく、口内をはじめ経絡上にあふれ出て発症するという流れです。
・内科疾患

認知症予防には、あることをするとよい

認知症にもいろいろ原因がありますが、割と多くの方に起きやすい前頭葉に関する認知症に対してのメカニズムと予防法お伝えします。 まず認知症は胃の経絡と関係があります。 前頭葉に頭維といわれるツボがあるのですが、かき氷を食べるとキーンと来る場所です。ここが胃の経絡と繋がっています。 食べ過ぎるとここに湿熱と言う邪がのぼってきます。食後にぼーっと眠くなるのは、湿気た空気が昇ってくるからです。 これが何度も繰り返され、さらにこの湿気が糖尿病などでドロドロしていると前頭葉に停滞していきます。すると血流にも問題を生じ認知症につながります。
便秘

おかしい、食事は気をつけてるのになぜか痩せない。何かのたたりか?!

この脂肪というのは、冷えていると皮下脂肪や内臓脂肪。体温が高くなると溶けて浮腫。もっと体温が上がると汗となります。 そして痩せるためには、体で栄養として消費する、尿で出す。汗で出す。このどれかがおきないと脂肪や浮腫のまま1日を終えます。だから、もともと太ってた方が痩せたいと言うことで食事療法を始める際には、脂肪をどうやって減らすかと言うことも考えなくてはなりません。中医学で漢方を用いたりすることなく解説します。ブログで学んでいきましょう。
高血圧

食欲がとまらないその原因は?

でも、その食欲がとまらないこと体の不調が原因で起きることがあるんです。 大きく分けると4つ。 1.胃もたれから 2.カロリー多い胃熱から 3.足のすね、胃の経絡の冷えから 4.下腹部の浮腫から 1.の胃もたれからは、胃に残っている物を消化するために胃酸を頑張って分泌します。すると同時に食欲もわいてきます。胃もたれしているのにまだ食べたい不思議な状態となります。
ブログつれづれ養生訓

泌尿器系の結石について

まず尿が出るルートですが、腎臓に入った血液が尿ときれいな血にわけられます。次に膀胱に送られて尿となります。 この腎臓に送られる血に原因があります。 陽タイプと陰タイプに分けられます。 陽タイプというのは、熱が多い方で、高血圧や高コレステロールなどの症状が見られることもあります。 この熱のために、尿は黄色く濃くなります。水分が乾燥するためですが。この乾燥により結石が出来ます。 陰のタイプは、冷えとかが多いタイプですが、血糖値が高く尿が白濁したりすることがあります。
ブログつれづれ養生訓

動物アレルギーって突然なるの

内に発生している事態は、足陽明胃経の血流がよくなりすぎると言う事態が発生しています。 動物アレルギーもその他のアレルギーも原理はだいたい同じです。 その血流が良くなった身体で特に顔、のど、肺、心臓の周辺に浮腫や脂肪がある方は血流を阻害されたり、またはこの部位に陽気が入ってさらに浮腫むという状態になります。
鼻炎・鼻水

中医学での風邪かどうかの見分け方

中国医学では、風邪とその他の症状の分類は重要なんです。 中国医学での風邪というのは、まだウイルスとか病気の原因が体に入りきっていない状態なんです。入れさせないように鼻水が出たり、熱が出たり、咳で追い出そうとしているんです。その症状は人によって様々。だから基本的には、汗かいたり鼻水や尿で追い出してしまえば良いんです。
消化器疾患

便秘は実は大腸だけの問題じゃない

病気というのは何でも陰陽に分けます。 便秘も同じです。2つの種類をみてみましょう。 陽の状態:熱で便が乾燥。便の問題  甘いものや熱を生む物を食べ過ぎ。便が粘着性を持ち出にくい、あるいは逆流性食道炎状の胃もたれを起こして胃から降りていない。 陰の状態:大腸から排出できない。内臓の問題  胃が弱くて消化できていない。胃のむくみにより消化できていない。腸の浮腫により運動機能の低下。気力不足により排出できない。