赤ちゃんの便秘って、どう考えればいいの?

フーフーです。今回は「赤ちゃんの便秘って、どう考えればいいの?」というご質問が届きました。

大人と違って、赤ちゃんはまだ五臓六腑が育ちきっていません。だからこそ、便秘も“未熟な脾胃と腎のサイン”として読み取る必要があります。
■ 赤ちゃんの便秘は「脾胃タイプ」と「腎タイプ」で考える
中国医学では、便秘を“出にくい”という表面的な現象として見ず、どの臓腑の働きが滞っているかを見極めます。赤ちゃんは特に 脾(消化)と腎(水分代謝) の影響が大きく、ここから二つのパターンに分かれます。
● ① 脾胃の弱さからくる「消化性の便秘」
離乳食が始まった頃によく見られるのがこのタイプ。
赤ちゃんの胃腸はまだ弱く、少し固めの食事や、量が多いだけで消化が追いつきません。
こんなサインが出ます:
食後にお腹が張る、ぐずる
母乳やミルクを飲む量が減る
舌が真っ赤、もしくは白い苔がべったり
うんちが硬い
消化不良→胃にもたれ→熱化→腸の動きが止まる という流れです。
対策はとてもシンプル。
無理に食べさせず、胃を休ませる
白湯や麦茶を少量ずつ
お腹を「の」の字マッサージで脾胃をサポート
消化力が戻ると自然と便も動きます。
● ② 腎の弱さからくる「水滞性の便秘」
こちらは“水の処理がうまくできないタイプ”。
腎が弱いと体内の水が停滞し、逆に腸が冷えて動かなくなります。
こんなサインが特徴:
舌がべちゃっと湿っている
うんちは硬いというより「出にくい」
手足が冷たい
飲んでも飲んでもすっきりしない
このタイプは水分を与えすぎると さらに停滞して悪化 します。
対策はこちら:
水分はほどほどに
足先を温める(靴下は短時間でOK)
腰・お腹を温めて腸の動きを助ける
むくみがある時は、腎の働きが未熟で「水が余っている証拠」。水分補給=正義ではありません。
■ 火と水でみるともっと分かりやすい
火(消化の熱)タイプ は「赤い舌・べったり苔・もたれ・硬い便」
水(腎の弱り)タイプ は「べちゃ舌・低体温・むくみ・出にくい便」
赤ちゃんはどちらにも傾きやすく、どちらも五臓の未成熟が原因。
だからこそ“薬を飲ませる前に体質を見極める”ことが最重要になります。
■ まとめ
赤ちゃんの便秘は、脾胃の未熟さか、腎の弱さかのどちらかが中心。
水を飲ませればいい、オリゴ糖をあげればいい…という単純な話ではなく、臓腑の働きを回復させることが根本治療です。
判断に迷ったら、舌の色と湿り気をチェックするだけでも大きなヒントになりますよ。
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