腰痛

下痢

慢性疲労症候群について

慢性疲労症候群は、全身の倦怠感が特徴です。しかも結構長い期間時には半年以上も続いてしまう。発熱や頭痛や筋肉痛等の痛みを伴うことがあります。 通常、疲労というと中医学の学びを体験している方は、虚証と分類したくなります。特に気虚とか血虚です。 この疾患に関しては、気虚や血虚ではありません。 肺の気虚によるものか、寒湿によるものが多いと思います。 肺には、宣発粛降という働きと治節という働きがあります。 宣発粛降は皮膚に向かって気を流し、体を栄養したり、代謝を促したりします。 この機能が弱った状態ですと、体全体が重くなります そして治節という治療と調節がうまくいかなくなり、体に熱がこもったりします。ひどくなると発熱や炎症が起きたりします。
下痢

口内炎と痔は兄弟みたいなもの

フーフーです。 痔でお悩みの方からの質問です。なんとかしてくださいって。 痔でお悩みの方、大変ですね。 中医学では、口内炎と同じ仕組みと考えます。 口内炎は、食べ過ぎや胃もたれなどで、胃に熱が多いとか、胃がむくんでしまっているときに水疱が出来たりします。また、潰瘍のような荒れてしまっているときも、口内が切れたりします。これらが肛門部で出来ると 痔と言われます。  中国医学で考える胃腸には七衝門があります。唇を飛門、胃の出口を幽門などと言われます。肛門も魄門といわれこの中に含まれます。この門のところはいろいろ疾患が出やすいです。 原因としては、胃の湿熱と脾虚です。 胃の湿熱は、食べ過ぎ飲みすぎ、足の胃の経絡が冷えた、体に熱がこもった(ウイルスなども含む)。 脾虚は、飲みすぎ、気力不足、薬によって胃がやられたなどです。 この状態で、陰陽のバランスで、陰が多くなったときに発生しやすいです。 もし、痔が発生したとき。口をみてください。口内の荒れている状態をケアするような生活習慣に改善していくと、痔にも良いと思います。
こむら返り

秋の運動

運動もいろいろありますよね。 有酸素運動に、ストレッチ。筋トレも。 さて、何が良いんでしょうか。 まず秋はどんなことに気をつけたら良いんでしょう。 秋は容平の季節と言われます。 そして、だんだん冷えが体に影響を与えます。 足が冷えたり、汗が出なくなったりですね。 その影響で、咳がこみ上げたり。皮膚に赤い部分がでたりすることがあります。 そのために運動が重要です。目的は血流をまんべんなく安定させること。安定して流れることも重要です。
日光アレルギー

秋は長風呂のすすめ

だんだん風も秋らしくなってきました。 今の時期、着るものも難しいですよね。 エアコンもつけたり消したり、ややこしいです。 この季節で起きる身体の不調は、エアコン冷えが結構めんどくさいです。 エアコンで皮膚が冷え、皮膚呼吸等の代謝が悪くなります。 足元も冷えますね。
甲状腺機能亢進

舌先が痛い

いろいろわかりますよ。 舌の痛みってよく起きる人はしょっちゅう起きます。 部位によってその原因も変わります。 例えば舌先。 この部位は心や肺に関係があります。 例えば風邪をひいたときとか、気管支炎、動悸があるとか。 サイドが痛いとき。 体に炎症が起きているときもあります。その時は熱い物食べるとなお痛いとか。 肝の疾患とか考えられます。 中医学的には肝火上炎とかです。 つめたいものでチリチリするときには、肝鬱気滞といいます。
こむら返り、足のつり

エアコンがどう体に悪いかを中国医学で解説する

エアコンが体に悪影響を与えているんでしょうね。 どんなことが体に起きているか、解説していきましょう。 1.皮膚が冷えて固くなっている。→皮膚が冷えて→皮膚が血行不良 皮膚の冷え性。触ってもつめたく感じます。血行不良のために痒みが出たり乾燥がでることがあります。手首、足首から先の部位で固くなってきて、ばね指や関節の変形、リウマチの原因となることがあります。 →一般的には倦怠感になりやすいです
こむら返り

病は気からって?

そうですね。気の持ちようによって大きく変わりますが。 中国医学で言う”病は気から”というのは少し異なります。 病気になる順番で、まず気からはじまり、血、経絡、腑、蔵と進行していきます。 ここから病は気からスタートしますという言葉になります。 気には次の働きがあります。 ・推動作用…いろんな流れをうみだす ・温煦作用…熱を生み出す ・防御作用…自律神経を調整するようなイメージ ・固摂作用…いろいろ漏れ出さないように固めてくれる ・気化作用…熱を冷ましてくれる
こむら返り

運動後の筋肉痛について、中国医学で解説します

1.運動していてその日に痛くなってくる方 長時間にわたる運動、例えば山登りなど。だんだん痛くなってきて動けなくなってくることがあります。乳酸が溜まってきたり、コレステロールが高い方などが筋の中でだんだん血流が悪くなり、停滞してしまって発生します。 ⇒対策としては、途中や運動終了後、筋が柔らかくなるようにマッサージが必要です。 2.運動していて2日後に痛くなる方 当日は平気ですが、1日開けて2日後に痛くなる方もいらっしゃいます。 これは、脂肪と関係があります。脂肪が運動によって適度に溶けて血流が良くなってきた。
ガス、腸鳴

冷え性に効く食べ物を中国医学で考える

冷え性によく生姜がいいとか、唐辛子が温まるとかありますね。 実際はどうでしょうか。中国医学で解説します。 答えは、半分正解。50点です。 と言うのは、なぜ冷え性か?の診断が必要だからです。 パターンに分けて解説します。
ブログつれづれ養生訓

寒くなる前に、冬ぎっくり腰の予防をしましょう

ぎっくり腰は中国医学の得意な疾患の1つです。 急性腰肌労損といいます。 メカニズムとしては、腰の肉(脂肪や浮腫)が、溶けた状態になります。これは、運動したとか、お風呂に入った、暖かい布団で幸せ状態になった。その後です。 その状態から、腰にその溶けて浮腫となった状態の脂肪が溜まります。 例えば、椅子に長く座っている。寝てて背中や腰に溜まったなどです。 すると筋肉や血管、骨周辺の毛細血管が浮腫んで血行不良になりますね。 その状態のまま、だんだん冷えて、血行不良のまま固まってしまった。 この状態で、動かそうとすると筋肉に必要な血が流れない、ぎっくり腰となりますね。