症状別

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三叉神経痛について中国医学で解説します

三叉神経って言うのが顔面部に流れていて、その部分に痛みが出る疾患なんですけど。 これは中国医学で言うと胃の経絡なんですよ。 そして、この胃の経絡に気血が流れ込みすぎてしまったときに発生します。 胃の経絡に気血が流れ込みすぎるパターンとは 1.食べ過ぎたとき 一度の食べ過ぎではならないと思いますが、ずっと食べ過ぎているときや、甘いもの、栄養価の高い物を食べ続けていると、胃の経絡もパンパン胃もたれになります。舌をみて、真っ赤、舌苔べったりの方は、一度胃を休めましょう。
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血管迷走反射性失神の原因を中国医学で考える

そして肝の中国医学の働きは、蔵血作用という血を蓄える働きと、疏泄作用という血を細部まで流す働きがあります。 先の筋が強張る現象が発生した時。あちこちで血流が悪くなります。 特に強張るとは、筋と関係が深く、五行学説でも解説したように肝とも関係があります。 これらが合わさると側頭部を走行している肝と関係深い胆経の血流が阻害され、眩暈が発生することがあります。 簡単に言うと、得頭部の血流が悪くなってめまいがするんです!
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HSP(Highly Sensitive Person)ハイリー・センシティブ・パーソンを中医学で解説

中国医学ではHSPに関して、同じような病症はないですが、原因として考えられることはあります。 それではまず、HSPの特徴を挙げてみます。 ①考えすぎる。ときに悪く思いすぎる。 ②過剰な刺激を受けやすい。物音、光、味、におい、触感、気候の変化、人の気等 ③共感しやすい ④人からの影響を受け、自分を見失ってしまいことがある ⑤心身共に疲れやすい。 ⑥自己否定が強い
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更年期?自律神経失調症?顔汗を中医学で改善する

汗というのは基本的に体に熱がこもって発汗となります。 一部例外もあります。冷や汗、脂汗です。これは身体の気の問題で出る場合ですね。この時は顔からだけではないので、今回は違います。 では、この顔汗。なぜ起きるのか。 答えは湿と熱によります。 まず発生条件として、体に湿が多い。浮腫ですね。特に皮下脂肪に浮腫があること。 さらにこの浮腫が、粘っこくなって痰と言われる状態になっていること。 この状態は血糖値が高いとかコレステロール値が高いという粘っこい浮腫であることです。 湿気とか寒気とかの外的要素によっても粘度を増すことがあります。エアコンとか雨の湿度も関係します。 外の気温が高くても濃くなり粘ることもありますね。
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立秋の過ごし方を中医学で解説

自然界の空は高く感じるようになり、次第に寒気が生じ始めます。感覚としては徐々に引き締まって来る。肥えるというのは、もちろん食べ過ぎもありますが、エネルギーが中に閉じ込められていくから、肥えてきます。 ポイントは、心を安寧にすること。 そして、刑を与えすぎないこと。 台風が来たり、ベクトルが変わるので気持ちもざわついたり、浮ついたりしやすいです。 安寧にすることを心がけます。
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不正出血が少量ずつだがとまらない、中国医学で解説します

フーフーです。不正出血の相談をいただきました。 少量ですが、不正出血で困っています。 この時期にも多いんですか? 水分のとりすぎとか胃腸の状態とか。あとは熱がこもるとかもありますね。 まずは仕組みから説明していきますね。
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お肉は体に悪いんですか?何がどう悪いって言うの?

体には気血津液が巡っています。 人が健康であるためには気血が1日に50回体内を巡らなくてはなりません。 これは中国医学の原則。 それを津液、体の水分ですね。これが栄養もするし、時には浮腫や脂肪となって流れを邪魔します。 ここがポイント!
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色んな病気のもと!高脂血症について中国医学で解説します

コレステロールが高いとか高脂血症とか、最近では脂質異常症と言いますね。 血液ドロドロという方がイメージわきやすいですけど。 漢方で選択すると血の流れをよくしようとか、気滞を治そうとしますが、 中国医学では、これの原因を治すことから考えます。
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血液サラサラになると、夏でも体が楽♪

中国医学では、気血津液があります。 この血と津液(水分)がドロドロになることがあります。 専門用語で、気滞血瘀と言う状態と水湿痰飲という状態になります。 西洋医学では、良く言われるのは高コレステロール状態や血糖値が高いという状態です。
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心も老化しますか?心をアンチエイジングするには

老化という考え方は、体も心も両方とも違うと思いますね。 その現象が出ているだけですね。 今回は、長年の生活習慣による体の状態が心に影響を与えるという切り口で解説してみたいと思います。